WBSC男子野球世界ランキング最新版  日本が1位をキープ
15/08/2023 1 記事を読む目安時間

WBSC男子野球世界ランキング最新版 日本が1位をキープ

第7回U-12野球ワールドカップが終了し、WBSCが男子野球世界ランキングの最新版が発表された。ランキングに入っているのは、WBSC加盟80連盟の野球プログラム。大会優勝国のアメリカは2位、メキシコは3位をキープ。

【スイス・ピューリー】世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は本日、今月初旬に開催された第7回U-12ワールドカップの終了後、WBSC男子野球世界ランキングの最新版を発表した。

更新された今回のランキングには、2023年開催のWBSC U-12野球ワールドカップと、4年前までのその他の男子野球大会の成績が反映されている。WBSC U-12野球ワールドカップ2019のポイントは失効した。

WBSC U-12野球ワールドカップでは、優勝チームに345ポイント、準優勝チームに274ポイント、3位チームに250ポイント、4位から12位チームに最低30ポイントが与えられる。

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WBSC U-12野球ワールドカップで4位となった日本は、合わせて5,274ポイントでWBSC男子野球世界ランク首位をキープした。

2位は4,654ポイントでアメリカ、3位は4,226ポイントでメキシコと前回の順位をキープ。WBSC U-12野球ワールドカップ2023の優勝国アメリカは、日本との差を921ポイントから620ポイントに縮め、メキシコとの差を272ポイントから428ポイントに広げた。

韓国(4,025人)は4位に一歩順位を上げ、5位のチャイニーズ・タイペイ(3,991人)と入れ替わった。トップ10のもうひとつの変動は、7位のキューバ(2,880)に代わってオランダ(3,187)がランクインしたこと。

パナマ(2,196)は3ランクアップして11となった。これは第3回WBSCプレミア12に進出できる最後の順位となる12位のイタリア(1,969)上回ったことになる。2023年末時点のWBSC男子野球世界ランク上位12チームがプレミア12の参加チームとなる。

プエルトリコ(1,902)は2ランクダウンで13位、カナダ(1,692)は1ランクダウンで14位。

WBSC U-12野球ワールドカップに参加したチェコ(1628)はコロンビア(1593)に代わって15位に、ドイツ(1100)は2つ順位を上げて17位に入った。

トップ50の中で最も大きく順位を上げたのはニュージーランドで、今月のU-12ワールドカップを12位で終え、11ランクアップの34位となった。世界48位のエルサルバドル、50位のコスタリカ、マリアナ諸島が11ランクアップした。

WBSC男子野球世界ランキングは2019年からのポイントが失効したことからノルウェー、イラン、ガーナ、ナイジェリアがが消えたが、新たにシンガポールが加わり現在80の加盟連盟プログラムが格付けされている。

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一方、WBSC女子野球世界ランキングは、9月13日から17日まで日本の三次市で開催されるWBSC女子野球ワールドカップ・グループBの終了後に更新される。