日本が韓国を10回延長4対3で制し、アジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)無敗で優勝した。決勝は41,883人の観客が集まった東京ドームで行われた。
3回に韓国が2対0でリードを奪うが、侍ジャパンは5回と6回に1点ずつ返して延長に持ち込んだ。
10回二死、韓国の右翼手Dong-Hee Yoonが吉村貢司郎を相手にタイムリーを放ち1点リードするが、その裏、日本が2点を入れて勝利した。
日本はバントでタイブレーク走者を二塁、三塁に進めると、坂倉将吾の犠飛で同点に並び、門脇誠がJung Hai Youngからサヨナラ打を奪って日本の勝利が決まった。
井端弘和監督は共同通信に対して「ほっとしているし、選手の頑張りで勝つことができたので選手に感謝している」とし、
「最後は彼らしくセンター方向中心に打ち返してくれた。さすがのバッティングでよかった」と喜びを語った。
3位決定戦では、チャイニーズタイペイが9回勝ち越し点を入れて、オーストラリアに4対3で勝利した。
アジアプロ野球チャンピオンシップ結果
11月16日(木)
韓国-オーストラリア 3-2 (10イニング)
日本-チャイニーズタイペイ 4-0
11月17日(金)
チャイニーズタイペイ-オーストラリア 6-0 (10イニング)
日本-韓国 2-1
11月18日(土)
日本-オーストラリア 10-0 (8イニング)
韓国-チャイニーズタイペイ 6-1
11月19日(日)
1位、2位決定戦 日本-韓国 4-3 (10イニング)
3位決定戦 チャイニーズタイペイ-オーストラリア 4-3
MVPの門脇誠は二塁手としてベストナインにも選ばれた。そのほかのベストナインは以下の通り
投手: 隅田知一郎 (日本)
捕手: Alex Hall (オーストラリア)
一塁手: Soh-Si Hwan (韓国)
三塁手: 佐藤輝明 (日本)
ショート: Ju-Won Kim (韓国)
外野手: 森下翔太、 万波中正 (日本)、 Tien-Hsin Kuo (韓国)
指名打者: Chieh-Hsien Chen (チャイニーズタイペイ)