世界14位のシンガポールは、4月15日から23日までアルゼンチンのパラナで開催されるWBSC U-23男子ソフトボールワールドカップの公式メンバーを発表した。チームキャプテンのジェロン・タンとピッチャーのアロイシャス・オングが、ワールドカップ経験者8名を含むチームを率いることになる。
オーストラリアを拠点に活動する23歳のジェロン・タン投手は、「アルゼンチンでこのチームを率いるのが待ち遠しいです」と語った。「アルゼンチンでの時間を楽しんでもらえるようにベストを尽くします。このチームのポテンシャルを世界の舞台で存分に発揮するのが待ち遠しいです」
シンガポール代表メンバー
- Audric Chia
- Ean Eu
- Raynard Heng
- Mohd Huzaifie
- Askari Bin Imran
- Cheoh Shun Kai
- Max Koh
- Matthew Lim
- Aloysius Ong
- Jeron Tan
- Joshua Tan
- Elliot Tan
- Mathew Tan
- Terrence Tay
- Tien Yu
- Low Zurau
チームスタッフ
- ヘッドコーチ- Farhan Harahap
- アシスタントコーチ - Koh Ruoh Jie
- ピッチングコーチ - William Mendoza
- 統計- Joshua Tam
- 理学療法士 - Sharon Lim
チェコのプラハで開催された男子ソフトボールワールドカップ2019にはシンガポールのオードリカ・チア、オング、タンの3名が出場し、2勝6敗で15位に終わった。
男子ソフトボールワールドカップでオングはチーム内最多の19.1イニングを投球。
28奪三振を記録したオングは「シンガポールを代表し、世界の舞台で再び活躍できることに感謝しています。この経験を糧に、自分を高めるだけでなく、シンガポールのソフトボール競技を広めていきたいと思います」」と語っている。
3人のワールドカップベテラン選手に加え、U-23にはチア、 イアン・エウ、 チョー・シュンカイ、マックス・コウ、 マシュー・タン、テレンス・テイが加わる。2020 WBSC U-18 男子ソフトボールワールドカップで彼らがチームを牽引し初日に世界ランキング1位のアルゼンチンを撃破し、ユース男子ソフトボールワールドカップ史上最高の総合9位という成績を収めた。
グループA最下位のシンガポールは、WBSC U-23 男子ソフトボールワールドカップ初日にオーストラリア(世界4位)と対戦し、その後、南アフリカ(12位)、メキシコ(10位)、チェコ(6位)、アルゼンチン(1位)と対戦する。