ケリー・クレッチマン  ソフトボールのオリンピック復帰を喜ぶ
03/01/2024 1 記事を読む目安時間

ケリー・クレッチマン ソフトボールのオリンピック復帰を喜ぶ

昨年のWBSC U-15女子ソフトボールワールドカップに代表団として参加した元アメリカソフトボールのスター、ケリー・クレッチマンは、2024年のWBSC女子ソフトボールワールドカップファイナルステージは「ミニオリンピックのようなもの」になると語り、アメリカと日本が決勝に進出すると期待している。

2度のオリンピックメダリストであるケリー・クレッチマンは、自身が2004年にオリンピック初出場して以来、女子ソフトボールのポジティブな変化に驚いている。

1996年のアトランタオリンピックから2008年の北京オリンピックを経て、ロサンゼルスオリンピックでソフトボールがオリンピック正式種目として復帰することが発表されたことを受け、元アメリカソフトボールスターのクレッチマンは、大好きなソフトボールがオリンピックで、しかも自国で行われることに興奮を隠せない。

「ソフトボールは大きく変わりました。今、ソフトボールをプレーしている国はとても多く、それは本当にエキサイティングなことです。私たちは、ソフトボールがアメリカや日本だけでなく、国際的に成長することを望んでいます」とクレッチマン(44)は語った。

「U-15ワールドカップにたくさんのチームが参加するのを目にして心から喜んでいます。どの国にとっても、早い年齢から参加することは大変重要です」

2004年のオリンピック金メダルに続き、2008年には銀メダルを獲得したクレッチマンは、オリンピック再燃への期待が高まる中でオリンピックでソフトボールが復活することのその重要性を強調した。

「今、心から嬉しく思います。全ての女の子たちが私と同じことができ、オリンピック出場を夢見ることができるからです。小さい頃、オリンピック選手になりたかった頃の思い出がよみがえってきます。今は、私が夢見ていたのと同じことを若い女子選手たちが夢見ることができることをただ嬉しく思います。国際的にプレーしたいと思う世界中の若い若い年齢層を育成し、オリンピックでプレーする可能性のある若い年齢で成長させるのに役立つので、大きなプラスの影響があります」

2007年世界王者、2005年ワールドカップ銀メダリストでもあるクレッチマンは、WBSC U-15女子ソフトボール・ワールドカップに出場した若き女子選手たち(自身もアメリカ代表団のメンバーを務めた)とともに、LA28でプレーできる可能性の喜びを分かち合った。

「彼女たちが2028年にLAで開催されるオリンピックに出場する機会があるかもしれないなんて、考えただけでも興奮します。今から5年後だから、その頃にはちょうど彼女たちは20歳前後でしょう。彼女たちの夢の多くは、まさにここから始まるのです。その夢をここ東京で始めることができるなんて、なんて素敵な場所なのでしょう」と彼女は語った。

「彼女たちにはとにかくソフトボールは楽しいということを覚えて欲しいです。そして2028年のオリンピックでソフトボールが復活した今、彼女たちには、夢を見続け、プレーし続け、努力し続けてほしいとアドバイスするだけです」と加えた。

一方、今年後半にイタリアで開催されるWBSC女子ソフトボール・ワールドカップ・ファイナルステージと2028年のLA28大会で、クレッチマンはアメリカの連覇を祈り、応援すると語った。

「アメリカ人である以上、私たちはいつも勝たなければならないと思っています。過去2度金メダルを逃しているので、金メダル奪還という肩の荷はさらに重くなっていると思います」

「素晴らしいオリンピックになるでしょう。まだ予選を通過しなければなりませんが、ソフトボール界が今どれだけ変化しているか、そしてみんながレベルアップしているかを知るだけでも、本当にエキサイティングな大会になると思います」

「女子ワールドカップは多くのチームが参加するミニオリンピックのようなものです。決勝はアメリカと日本になると思うけど、カナダも強いし、オーストラリアや他のチームが勝ち上ってくるかもしれません」