タンザニア 甲子園野球・ソフトボール育成プロジェクト
18/12/2023 1 記事を読む目安時間

タンザニア 甲子園野球・ソフトボール育成プロジェクト

タイガースが第1回全国野球リーグで優勝。全国野球ソフトボール協会主催の第11回中等学校野球・第7回ソフトボール甲子園が開催された。野球はウォリアーズ、ソフトボールはHondogoレディースが優勝した。

タンザニアは、日本の一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構(J-ABS)のアフリカ55甲子園プロジェクトに参加した最初の国であり、この育成プログラムが野球の発展に利益をもたらしている。

タンザニア野球ソフトボール協会(TaBSA)主催の第1回タンザニア国内野球リーグ(TNBL)の決勝戦が12月8日、首都ダルエスサラームの甲子園球場で行われ、タイガースが5-4でドラゴンズを下した。

4月に始まった第1回TNBLは、参加4チーム(タイガース、ドラゴンズ、ジャイアンツ、ファイターズ)が2ラウンドでそれぞれ互いに3回ずつ対戦し、第1ラウンドの勝者(タイガース)と第2ラウンドの勝者(ドラゴンズ)が決勝に進んだ。

最終日には、タンザニアのダマス・ンドゥンバロ・スポーツ文化大臣が主賓として出席した。また、伝説的なジャッキー・ロビンソンの末っ子で、タンザニアの野球発展に尽力したデビッド・ロビンソン氏も出席した。

Tanzania_National_Baseball_League

ダルエスサラームのイララにあるアザニア・セカンダリー・スクールでは、12月9日から11日にかけて、第11回野球甲子園大会と第7回ソフトボール甲子園大会が開催された。

野球5チーム、ソフトボール3チーム、合計約200人の選手が大会に参加した。

TaBSAはプレスリリースでは「大会は大成功を収め、選手や家族間の友情を育み、素晴らしい才能を披露し、健全な競争心を促進しました。地域社会が一体となり、スポーツマンシップと野球・ソフトボールへの熱意に満ちた雰囲気を作り出しました」と伝えている。

ダルエスサラーム・ウォリアーズがドドマ・ザ・ライオンズを破り、野球部門で優勝。同じくダルエスサラームのホンドゴ・レディースがザンジバルを破り、ソフトボール部門で優勝に輝いた。

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