日本は金曜日の試合で松本良就が4打点をマークするなどオーストラリアに8対1で5回コールド勝ちし、4月23日(日)17時(現地時間)の決勝戦行きを確定させた。今日のこの圧倒的な打線の活躍で、世界第3位の日本は、WBSC U-23男子ソフトボールワールドカップで7連勝を決めた。
オーストラリアは3回表、WBSC U-18男子ソフトボールワールドカップ2020銀メダリストのジェレミー・ガーランドがホームランを放ち1対0にリードした。ガーランドの打球はナファルド・カルグネル・スタジアムを大きく超えて左翼スタンド裏の路上に落ちる圧巻の本塁打だった。
3回裏、日本は3つの三塁打など4点を入れて、4-1にリードを広げるとそのまま逃げ切った。菊川智己、松本、松尾翔輝の3人が繋いでこの回4点を挙げた。
その1回後、満塁で打席に立った松本はこの試合2本目のヒットとなる三塁打を放って塁を一掃し、一気にリードを7対1に広げ、さらに、二ゴロでダメ押しの1点を追加した。
日本は大西泰河が先発し4回を2安打1失点、6奪三振の好投を見せた。井上裕太郎が5回をパーフェクトに抑え、試合を締めくくった。
日本は今大会、スーパーラウンドを4勝0敗で無敗のまま決勝に進出。土曜日はスーパーラウンド最終戦で開催国アルゼンチンと対戦。オーストラリアは2勝2敗で、決勝トーナメント進出の可能性を残している。