12月6日にいよいよ開幕が待たれるリマ開催のWBSC U-18女子野球ワールドカップにはアメリカ、メキシコ、プエルトリコ、チャイニーズタイペイ、オランダ、チェコ、南アフリカ、コロンビア、そして開催国ペルーの9チームが出場する。
同大会の開催場はリマ2019パンアメリカンゲームズの会場の一つだったビラ・マリア・デル・トリオンフォソフトボールスタジアム。
ペルーの首都リマは1535年1月にフランシスコ・ピサロによって築かれ、「副王たちの都(Ciudad de los Reyes)」や「太平洋の真珠」とも呼ばれている。アメリカ大陸最大都市の一つで人口はおよそ1000万人。
リマにある国立サンマルコス大学はアメリカ大陸最古の大学で、1551年に創立された。
リマ生まれの著名人といえば、映画監督のクラウディア・リョサ、ファッション写真かのマリオ・テスティーノ、国際的なシェフのガストン・アクリオ、オペラ歌手フアン・ディエゴ・フローレス、元国連事務局長のハビエル・ペレス・デ・クエヤルなどが挙げられるだろう。
リマの歴史的市街地はペルー人気の観光地の一つ。町の建造物の美しいバルコニーなどは有名で、ユネスコの世界遺産にも1991年に登録された。
リマに行ったら訪れたいスポットはスペイン征服以前の歴史が漂うリマック地区や植民地時代の建造物などが残るプエブロ・リブレ地区だ。サン・イシドロ地区はリマ中心地にあるビジネス街で数多くのレストランなども並ぶ。またミラフィロレス地区は住宅街や大きな商業施設などがある。
このアメリカ大陸でも有数の観光国リマが、12月の10日間は世界のソフトボールの中心地となる。
写真: © Miguel Mejía / PROMPERÚ