カーネクストpresentsWBSC女子野球ワールドカップ・グループBが来週水曜日に開幕する。広島県三次市は、首都広島から約60キロ(37マイル)離れたこの美しい町を紹介しよう。
三次市は中国地方のほぼ中央に位置し、北には中国山地、南には平坦な農業地帯が広がっている。経済は農業が中心で、ブドウやワイナリーが多い。
三次市の人口は49,106人である。
三次市の一帯は、17世紀には広島藩領の一部であった。1889年に市制が施行され、三次町が誕生し1954年3月31日に市に昇格した。
「私たちの町は自然が豊かです。秋には霧の海と呼ばれる幻想的な霧に包まれます」と三次市の福岡さとし市長は語る。
三次市には、初の妖怪博物館である湯本豪一記念日本妖怪博物館(通称:もののけ館)や、450年の歴史を持つ広島県無形民俗文化財の三次の鵜飼がある。
市長は、代表団をこの伝統的な体験でもてなす予定だ。また、参加選手と小学生との交流も準備している。「子どもたちが楽しい時間を過ごすことを願っています」と加えた。
三次市では日本プロ野球(NPB)の広島東洋カープの試合が開催されることもある。
2020年12月、日本女子野球連盟は三次市を「女子野球タウン」に認定した。
「女子野球の合宿や大会の誘致、女子中学生選手の支援などに取り組んできました。行政の力だけでなく、地元の方々のご支援の賜物だと強く感じています」と市長は加える。
「カーネクストpresents第9回女子野球ワールドカップ・グループBが三次市で開催されることを大変嬉しく思います。各チームがベストを尽くし、決勝大会に進出できるよう、最大限のサポートをしていきたいと思います。同時に、『世界の中の三次市』をスローガンに、三次市を国際的にアピールしていきます。 大会の開催にご尽力いただいた関係者の皆様に心から感謝申し上げます」と結んだ。