2026年ワールドベースボールクラシック開催地はマイアミ、ヒューストン、サンファン、東京に決定
23/05/2024 1 記事を読む目安時間

2026年ワールドベースボールクラシック開催地はマイアミ、ヒューストン、サンファン、東京に決定

フロリダ州マイアミのローンデポ・パーク(写真上)、テキサス州ヒューストンのミニッツメイド・パーク、プエルトリコ・サンフアンのハイラム・ビソーン・スタジアム、そして日本の東京ドームで、第6回大会の3つのステージが開催される。WBSCは優勝チームに世界王者の称号を授与する。

ワールドベースボールクラシックインク(WBCI)は、2026年3月に予定されている第6回ワールド・ベースボール・クラシックの開催地を発表した。2023年に引き続き、MLBマーリンズの本拠地であるマイアミのローンデポ・パークで決勝戦を含む3ステージの試合を開催する。

その他の会場は、テキサス州ヒューストンのミニッツメイド・パーク、プエルトリコ・サンフアンのハイラム・ビソーン・スタジアム、そして日本の東京ドームとなる。

マーリンズのブルース・シャーマン会長兼プリンシパル・オーナーは、「2023年のワールドベースボールクラシックが記録的な盛り上がりを見せ、ローンデポ・パークは国際的な野球の本拠地であることを示しました。栄えある決勝戦を含む全3ラウンドのホストを再び務めることができ大変光栄に思います。私たちの全チームとマイアミを代表して、メジャーリーグとメジャーリーグ選手協会に感謝の意を表したいとおもいます」とコメントした。

ミニッツメイド・パークはワールドベースボールクラシック初開催地となる。 同球場は、フェニックスのチェイス・フィールド(2006年、2013年、2023年)、サンディエゴのペトコ・パーク(2006年、2009年、2017年)、アナハイムのエンゼル・スタジアム(2006年)、トロントのロジャース・センター(2009年)、マイアミのドルフィン・スタジアム(2009年)、ロサンゼルスのドジャー・スタジアム(2009年、2017年)、サンフランシスコのオラクル・パーク(2013年)、マイアミのローンデポ・パーク(2013年、2017年、2023年)に続き、ワールドベースボールクラシックを開催する9番目のメジャーリーグ球場となる。

「ヒューストンは最高の野球ファンを擁するグローバルな都市です。ミニッツメイド・パークで国際試合を観戦するために世界中からファンを迎えられることを誇りに思います」とアストロズのオーナー兼会長であるジム・クレーンはコメントした。

東京ドームでは、過去すべてのワールドベースボールクラシック大会が開催されている。

読売新聞スポーツ事業部長の山田隆氏は「日本代表が世界王者となった2023年の前回大会は、日本中を大いに沸かせ、野球に興味を持つ子どもたちが増えたことは野球界にとっても大きな収穫でした。ワールドベースボールクラシックの感動と興奮を再び世界に届け、大会の成功と発展のために全力を尽くします」とコメントした。

ハイラム・ビソーン・スタジアムは、2006年、2009年、2013年の第1ラウンドを開催している。

ミゲル・ロメロ・サンファン市長は、「ワールドベースボールクラシックの4回目の開催地に選ばれたことを大変光栄に思います。サンフアンが世界的な競技大会の最高の開催地であるということが世界的に認知されたのだと思います」とコメントした。

ワールドベースボールクラシックはWBSC公認。2013年大会からWBSCは優勝チームを世界王者として承認している。

ワールドベースボールクラシックは20チームが出場。2023年の1次ラウンド4組のそれぞれ上位4チーム(世界1位日本、2位メキシコ、3位アメリカ、4位韓国、6位ベネズエラ、7位オランダ、8位キューバ、9位ドミニカ共和国、10位パナマ、11位オーストラリア、12位プエルトリコ、14位イタリア、15位チェコ、16位カナダ、18位イギリス、19位イスラエル)はすでに2026年大会の出場権を獲得しており、残りの4チームは2025年の予選大会で決定する。

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