中国にてMLBファーストピッチプロジェクトが88校で実施 ベースボール5は中国のアマチュア野球コーチクリニックで紹介
14/03/2022 1 記事を読む目安時間

中国にてMLBファーストピッチプロジェクトが88校で実施 ベースボール5は中国のアマチュア野球コーチクリニックで紹介

MLBは新しい参加者を野球に引き付けるためにファーストピッチプロジェクトを企画した。

昨年4月から12月に中国で実施されたメジャーリーグベースボール(MLB)ファーストピッチプロジェクトは、揚州、杭州、重慶、中山、海口、長沙、西安と広州の7つの州の8都市88校9,320人が参加した。 

MLBはまた、中山で31の幼稚園を対象とした幼稚園教諭研修を実施。合計600名の教師が参加した。

現在、中国には1億600万人の小学生がおり、活発な野球人口数は約20万人とされている。

MLB発展振興センターのヘッドコーチであるレイ・チャンは、国営通信社とのインタビューで、幼い子供たちが野球をすることの利点について話した。歌手のサマー(中国ののジーク・ジュエンイーで知られている)北京で初のファーストピッチプロジェクトに参加し、彼女のWeiboアカウントでその経験について投稿した。

MLBは、野球競技に新しい参加者を引き付けるために、始球式プロジェクトを企画。目標は楽しいアクティビティを体験しながら、バット、ボール、グローブを子供たちの手にこと届けるだ。MLBファーストピッチキットには、6つのフォームボール、1つのフォームバット、1セットのベース、9つのコーン、1つのティーが含まれている。

一方、北京野球協会が主催し、MLBチャイナが支援する北京アマチュア野球コーチクリニックは、2月26日から27日まで北京で開催され成功に終わった。地元のクラブや野球団体から60人以上のアマチュアレベルの野球コーチがセッションに参加した。中国の国家評議会が学生の運動活動を促進するために施行した「二重削減」方針に従い、すべての野球訓練機関の野球指導の全体的な水準を高め、学生のクラス外の野球学習体験の質を向上させることを目的としている。

このトレーニング中に、ベースボール5がインタラクティブな性質、シンプルさ、若者への魅力を考慮して、コースのイベントのハイライトとして紹介された。トレーニングはWBSC認定コーチの劉蘭氏が指導した。