MLBが中国で野球発展を支援
15/05/2023 1 記事を読む目安時間

MLBが中国で野球発展を支援

中国で行われているMLB First Pitchへの参加学生数が282,197人に到達した。First Baseball Lessonでは有名人も招いてより多くの人とのエンゲージに成功させ、観戦パーティーの開催もファンとトップ競技をつなぐ役目を果たした。

メジャーリーグベースボール(MLB)は、中国での発展を強力に推進している。

5月9日現在、MLB First Pitchは16都市274校282,197人の学生獲得に成功している。2023年2月から5月にかけてFirst Pitchは6都市64校で行われ、合わせて82,603人の生徒が参加した。

MLB First Pitchは、野球やソフトボールに参加を勧める魅力的な体験を提供し、参加だけでなく野球愛を育てる草の根的な取り組みの一つ。

The First Baseball Lessonは、中国市場を意識したMLBの取り組みで、中国だけで展開するこの企画は、より多くの人々に野球に親しんでもらうことを目的としている。この企画はオリジナルの野球コンテンツを生み出すだけでなく、多様なクロスマーケティングのオフライン活動を通じて、ターゲットグループを拡大することに重点を置いている。The First Baseball Lessonでは「人生最初のバットを振る」をコンセプトにさまざまなグループの人に野球の活動に参加してもらうことを目的としている。

有名なインフルエンサーや著名人を招き、野球との「ファーストコンタクト」から「恋に落ちる」「個人的な体験を通して野球を理解する」までの一連のプロセスを、野球コミュニティの方法で伝えている。著名人はVlogを利用して野球への愛を広めてもらい、野球のファン層をさらに広げるという目的の達成を目指す。

MLB中国は、ワールドベースボールクラシックとMLBシーズン序盤の観戦をファンに呼びかけるため、16都市で様々な観戦パーティを開催した。

4月15日と16日には、中国の6都市で、ジャッキー・ロビンソンの人生とレガシーを称える初のトーナメントとイベントが同時に開催された。

2010年以来、MLBは大学カップを通じて中国の大学野球を支援している。2023年大会では、北京で46チームと25大学が参加し、さらに長沙と長江デルタで2つの地方大会が開催される予定。決勝戦は6月に上海で実施する。