土曜日にニュージーランドのオークランドにあるローズデール パークで開幕する第 17 回男子ソフトボール ワールド カップは、最近の大会の中で最も競争が激しいワールド カップの 1 つになることが約束されており、参加チームの少なくとも半数が 12 月 4 日の決勝戦での優勝候補となる。
第17回男子ソフトボールワールドカップでは、競技形式にいくつかの変更が加えられる。今大会では初めてスーパーラウンド形式で行われ、チームの数が 16 から 12 に減り、大会の平等性とプレーのレベルが上がる。
この参加チームの縮小と新しい競技形式により、ソフトボールファンにとっては、スーパーラウンド進出をかけて上位3位を狙う両グループでの激しい競争が予想される。
どちらのグループにも、前回プラハでプレーしたプレーオフ チームが 4 チームづつ含まれているため、今年は少なくともそのうちの 2 チームが 6 チームによるスーパー ラウンドに進出できないことになる。
グループAでは、前回の大会でプレーオフに進出したアルゼンチン、チェコ、ニュージーランド、アメリカが、メダル獲得を目指してワールドカップの開幕戦を迎える。そこに危険なキューバとフィリピンを加えると、このグループはスーパーラウンド進出をかけた予想のつかない激戦を迎えると言えるだろう。
グループ B には、2019 年のプレーオフに出場した他の 4 チームが含まれる。日本、カナダ、ベネズエラ、オーストラリアは、上位 3 位を争う有力候補であり、メダル獲得の有力候補でもある。しかしながらデンマークと南アフリカも、彼らの予想を翻してプレーオフに進出しようとしている。
オープニング ラウンド30試合は 11 月 30 日に終了し、各グループの上位 3 チームがスーパー ラウンドに進み、残りの 6 チームはプレースメント ラウンドに向う。チームは、オープニングラウンドからお互いの対戦記録をそのままスーパーラウンドに持ち越す。
12 月 1 日から 3 日まで行われるスーパーラウンドの上位 2 チームが、男子ソフトボール世界チャンピオンのタイトルをかけて競い合い、3 位と 4 位のチームが銅メダルをかけて戦う。決勝は 12 月 4 日の 16:00 に予定されており、その前に 13:00 に銅メダル 決定戦が行われる。