第17回女子ソフトボールワールドカップを7月に控え、この世界最大の国際ソフトボール大会は、2ステージの導入という大会史上最大級の新機軸を打ち出す。
グループステージでは、全18チームが3グループに分けられる。 グループAはアイルランドのフィンガル・ダブリンで7月11日から15日まで、グループBはスペインのバレンシアで7月18日から22日まで、グループCはイタリアのブットリオとカスティオン・ディ・ストラーダで7月22日から26日まで開催される。この3カ国はいずれもWBSCソフトボールワールドカップの初開催国であり、2ステージ制という新しいフォーマットが開催都市にもたらすチャンスを物語っている。
各グループの参加6チームは、1回戦総当たり戦で大会を開始する。最終順位上位4チームがノックアウトゲームに進出し、上位2チームには2024年の決勝大会への切符を手にするダブルチャンスが与えられる。
ノックアウトゲームは、3位と4位のチームによるイリミネーションゲームで幕を開け、その後1対2の対戦が行われ、勝者が最初に手にできるファイナルへの切符を手にする。第1試合(3位対4位)の勝者と第2試合(1位対2位)の敗者が、敗者復活戦で来年の決勝大会進出2枠目の座をかけて争う。
各グループの上位2チームとワイルドカード2チームが、2024年にイタリアで開催される第17回女子ソフトボールワールドカップ決勝大会に進出する。決勝大会のワイルドカード指定基準は以下の通り(同順)
- 基準1:開催国の出場をワイルドカードで確保する
- 基準2:前回ワールドカップの最終順位でグループステージ3位までのチーム
- 基準3:前年度末のWBSCランキングの最高順位でグループステージ3位以内のチーム
8チームによる決勝大会は1回戦総当たりで行われ、上位2チームが世界王者の座をかけて決勝戦を戦い、3位と4位は銅メダルをかけて戦う。