世界野球ソフトボール連盟（WBSC）は最近設立したインテグリティユニットが最新版ベースボール５公式試合球認定に関する資料を発表したと伝えた。
最近設立されたWBSCインテグリティユニットはフェアプレーとトラスペアレンスの改善、アスリート権利の保護、包括性の推進、運営の改善などを担うもの。
ベースボール５公式ボール認定資料の一つとして、WBSCはボールメーカーのための認定規定資料の最新版と、認定メーカーの一覧を発表した。
認定規定はスペイン語版で参照可能で、アスリートたちがどの国でも同じ条件でゲームができるよう、メーカーにとってベースボール５ボール製造に必要な条件やサイズが記載されている。厳格な審査プロセスが明記されており、認定を受けたベースボール５公式球は高品質で大会でも使える。第三者の検査機関がサンプルを受け取って検査・評価を行い、その結果を送る。
WBSCリッカルド・フラッカーリ会長のコメント「ベースボール５は多くの国で急成長しており、厳格な国際基準とベースボール５公式球認定プログラムの最新版の必要性が最優先の課題となりました。」
WBSCロー・ベンチュウ事務局長・インテグリティユニット委員長のコメント
「２年前の誕生以来、ベースボール５は驚くべき速さで成長を遂げました。WBSCインテグリティユニットはこの最新競技の発展に貢献できることを嬉しく思います。これにより一層アスリートの権利、フェアな大会、競技に参加する人々のためのフィールドレベルの一定化などを強化することができます。」
* WBSC公式球メーカー認定リストにはTeammate Sport International社、ナガセケンコー株式会社、Grupo 201 Oficial社も含まれる。
