NPBがオールスター戦中止 シーズンは6月後半開幕を目指す
11/05/2020 1 記事を読む目安時間

NPBがオールスター戦中止 シーズンは6月後半開幕を目指す

12球団代表者会議を開き、斉藤 惇コミッショナーは記者会見で「慎重に準備を進め、来月の半ばから下旬のどこかで開幕できることを目指そうと12球団で一致している」と発表した。

12球団代表者会議終了後、日本野球機構(NPB)は2020シーズンを6月後半に開幕を目指すことを発表した。開幕日の決定は見送った。

斎藤惇コミッショナーは会議終了後記者団に対し、開幕の日程や条件の調整には、NPBはすでにシーズンを開幕している台湾や韓国などの指針を参考にする。

共同通信によれば斎藤コミッショナーは今月末まで感染拡大の見極めながら、開催のための条件が整うことを条件に、6月の半ばから下旬にかけて開幕を目指していくことを12球団が一致したことを発表した。

レギュラーシーズンは143試合を予定していたが、交流戦18試合が中止された。残り125試合も今後開幕が遅れればさらに短縮される可能性もある。

NPBは7月19日と20日のオールスターゲームの中止を決定した。シーズンの開幕遅延によりオールスター戦に出場する選手の選出が困難となったため。オールスターゲームは1951年以降、史上初の中止となった。

斎藤コミッショナーと12球団代表の次の会議は5月22日(金)に行われる。

NPBはまた2013年から行われているNPBガールズトーナメントも延期することも発表した。