全日本野球協会(BFJ)は、山中正竹会長の2年の任期延長を承認した。
大学時代にスター投手として活躍した山中氏(76歳)は、2016年に日本野球殿堂入りを果たしている。
2015年6月よりBFJの専務理事を務めた後、2018年5月に会長に就任。彼の指揮の下、日本はWBSC女子野球ワールドカップ2018、WBSCプレミア12 2019、東京2020オリンピック、ワールドベースボールクラシック2023で優勝した。日本の代表プログラムは、男女野球でWBSC世界ランキングをリードしている。
1994年から2002年まで法政大学でコーチを務め、同大学の工学部教授も務めた。また、1977年から1993年までNHKの解説者として活躍した。
1985年から1990年まで侍ジャパンの監督を務め、1988年ソウルオリンピック(準優勝)、1988年、1990年の野球ワールドカップなど、国際大会の経験も豊富。1992年バルセロナオリンピックでは銅メダル獲得に貢献した。
2004年から2009年まで日本プロ野球(NPB)の横浜DeNAベイスターズの取締役を務め、2006年には第1回ワールドベースボールクラシックで技術委員を務める。
山中会長の理事メンバーには、長久保 由治事務局長、内藤 雅之副会長兼専務理事、谷田部 和彦副会長、常務理事には荒木田 裕子、桑原和彦、北村 雅敏、平野 裕一、廣瀬 史乃、山田博子WBSC女子野球発展委員会委員長などが名を連ねている。
表紙の写真: 山岸伸