あれから1年 アメリカがU-19世界女子ソフトボール選手権大会で三連覇
17/08/2020 1 記事を読む目安時間

あれから1年 アメリカがU-19世界女子ソフトボール選手権大会で三連覇

Francesca Hammoudeが8回裏に叩き込んだ3点本塁打でアメリカは4対3で逆転勝利を決め世界王者3連覇に輝いた。WBSC U-19世界女子ソフトボール選手権大会は2019年8月10日から17日までカリフォルニア州アーバインのBill Barber Parkで行われた。

ちょうど1年前の今日、その年WBSCのもっとも白熱した大会となったWBSC U-19 世界女子ソフトボール選手権大会 2019で、アメリカは決勝で日本に4対3で逆転勝利した。延長8回裏3対0で日本を追うアメリカは、走者2名の得点チャンスでFrancesca Hammoudeが打席に立った。Hammoudeは3球目を捉えると左フェンスを高く超える同点本塁打を放つ。その後二人目の打者のサヨナラ打で、アメリカは3大会連続でU-19世界女子の王者に輝いた。

2019年8月10日(土)、女子ユースソフトボール最高峰の大会・ U-19世界女子ソフトボール選手権大会がアメリカ、カリフォルニア州アーバインで開幕した。世界のトップ16チームが世界一を目指し Bill Barber Memorial Parkで激突した。

オープニングラウンドは2グループに分かれて3日間行われた。各グループの上位2チームがスーパーラウンドに進出する。各グループの3位と4位のチームはプレースメントラウンドで順位を決定する。

ソフトボール世界選手権でスーパーラウンドが行われたのはこの大会が初めてだ。

61試合が終了し、日本とアメリカが大会上位2チームに残り決勝に進んだ。アメリカは唯一無敗チームとして決勝に進出。日本はスーパーラウンドを6勝1敗で終わった。

7回0対0で終了し、試合はそのまま延長戦に突入した。延長8回表に日本が3対0とリードするが、その裏ピンチヒッターHammoudeがモンスター本塁打を叩き込んだ。Charla Echolsがツーアウトからスタンドアップ三塁打で続き、Jasmine Freedの緩いゴロで生還してサヨナラ勝ちを決めた。

この勝利でアメリカは U-19ソフトボールで3大会連続、7回目の優勝。ジュニア女子ソフトボール世界大会初の3連覇を記録。日本も7個目の銀メダルを獲得した。

銅メダル決定戦ではカナダがオーストラリアに5対4で勝利した。カナダにとっては U-19女子カテゴリーでは初のメダル獲得となった。