野球ソフトボールのオリンピック復帰を1年後に控えて WBSC会長リッカルド・フラッカーリ署名記事

野球ソフトボールのオリンピック復帰を1年後に控えて WBSC会長リッカルド・フラッカーリ署名記事
23/07/2020
野球ソフトボールが東京2020で「壮大な」オリンピック復活を決めるまであと1年に迫りました。オリンピックは1年延期されましたが、野球とソフトボールの未来はオリンピックなどのさまざまな観点から見ても楽観視できる理由がたくさんあります。

オリンピックへの復帰は野球ソフトボール聖地の一つである日本で行われます。世界中の多くの国で両競技は国技として親しまれていますが、日本でも野球は「スポーツの王様」です。野球もソフトボールも日本の人気スポーツであり、2019 WBSC プレミア12でも開催国日本がいかに大会を盛り上げてくれたかがわかります。本当に12ヶ月後のオリンピックを心待ちにしています。

日本ではすでにオリンピックに向けてさまざまな盛り上がりを見せていますが、それに加えソフトボールは名誉あるオリンピック特別開幕戦に選ばれましたこの女子ソフトボール開幕戦は2021年7月21日の東京2020開幕式の二日前に行われます。

東京オリンピック339種目に先駆けて開幕するだけでなく、2008年北京以来のオリンピック復帰舞台は福島県営あづま野球場です。IOCと東京2020組織委員会がこの地域と人々の復興支援に貢献する役割を私たちに与えてくださいました。ソフトボール6試合、野球1試合が福島で行われますが、福島の復興した姿を可能な限り人々にお見せできるよう尽くしたいと思います。オリンピック競技大会が人類の希望と連帯の恒久的な象徴となるでしょう。

今月初め新本部オープンの席でIOCのバッハ会長にもお伝えしましたが、私たちのグローバル目標はオリンピックで正式種目として認められることです。

しかし、オリンピックムーブメントの中心地であるプーリーに新本部を構えたのは、オリンピックにただ一心に参加したいだけではないわれわれの決意を表しています。WBSCはオリンピックムーブメントが今後も推進されるように、われわれは息長く、そして質のある貢献をしたいのです。

ベースボール5のアクセスの良さと社会包括的特徴はオリンピックムーブメントに非常に貢献できるよい例です。この最新競技はオリンピック初の男女混合種目としてユースオリンピック・ダカールでの初実施が決まっています。これはIOCの推進する男女平等の理念に貢献するものです。

100年以上にわたって、野球・ソフトボールは子供、特に女子児童のスポーツの関わりに貢献してきました。われわれの競技の若者へのアピールはWBSCはU-12男女混合の大会を設立したことで大きく示しました。1年前には台湾で、私は台南アジア太平洋国際野球スタジアム訓練センターの落成式に出席させていただきました。この施設はわれわれの U-12野球ワールドカップや12歳以下のユースアスリートのために設計建築された初の児童向け野球施設です。

これまで行ってきたユースへの取り組みにより、われわれの目標とする野球ソフトボール人口10億人達成に少しずつ近づいています。10億人の子供、男性、女性が野球ソフトボールを愛する気持ちで繋がるのです。

東京2020まであと1年を控え、私個人の望みでありWBSCが目標としているのは、オリンピック競技とその理念、そしてその素晴らしい仲間たちとの関係を今後もスポーツを愛する仲間たちが共に強化し続けていくことです。IOCとオリンピック競技はわれわれを鼓舞し大きく励ましてくれる大切なスポーツプラットフォームなのです。