WBSC U-23男子ソフトボールワールドカップのグループBで、日本の3投手が12個の三振を奪い、カナダに5-1で勝利を収めた。海邉和也、大西泰河、八木孔輝は、この試合でわずか2安打、1失点に抑えた。
7人が1本以上のヒットでつなぐバランスの良い日本の打線で投手陣をカバーし、2回のマルチイニングを作り出した。
1回、走者2・3塁の場面で、佐藤光希が二塁へ激しいゴロを放ち1点を先制。このボールをカナダのアイザック・ルフェーブルが見事なダイビングキャッチで捕球したが、その送球は二塁ランナーの得点を許した。
日本は3回裏、フィールドエラー、大川竜志のタイムリー三塁打、本塚勇太の安打で3点を追加。
カナダの記録した2安打のうち1本は、ナファルド・カルグネル・スタジアムで行われた今大会のこれまでの最長本塁打となった。4回に、アイザック・ルフェーブルが右翼席を大きく超えて売店の近くに着弾する本塁打で、この試合最初で唯一の得点を記録した。
海邉は4回を投げて2安打1失点、8奪三振の勝利。大西は5回から登板。2アウト後、3連続四球で満塁となるが、ジョーダン・ポメロイをセカンドゴロに仕留め、ピンチを脱した。最後の2イニングは八木が担当した。
日本はグループBで再びトップ、カナダは今大会2敗目を喫した。