WBSCプレミア12 2019で最速記録を出したアメリカ代表チームの右投げ投手ノア・ソングは2020年兵役のためフロリダ州ペンサコラにあるヘリコプター操縦士学校に送られ訓練を始める。
海軍学校卒業生で23歳のノア・ソングは2019NLBドラフト会議で4巡目でボストンレッドソックスに指名された。ソングは海軍予備軍への任務につくためウェーバー制をリクエストした。
海軍によると、アメリカ国防総省は2019年に政策が変わり海軍学校卒業生はプロスポーツのキャリアを進む場合は兵役が免除されることになったが、この規定は過去の卒業生には適用されなかった。
「リクエストしたウェーバー制のおかげで海軍予備軍への職務として兵役と、同時にレッドソックス傘下でプロ野球のキャリアを続けることができるので、メジャーリーグへのチャンスも与えてくれます。」とノア・ソングは声明で述べた。
海軍中佐が引用した条項には「海軍士官候補生は卒業後、最低2年間の兵役が終了するまでプロのアスリートとして契約のために兵役を免除されることはできない」と記載されている。
ソングは2019年5月に海軍学校を卒業後、任務が始まった。ソングは2021年5月にまた、海軍予備軍への兵役免除と同時にプロ野球への道を残す資格を有することになる。
「海軍は任務中でもマイナーリーグベースボールに入り、その後アメリカ代表としてプレーすることを許可してくれました。その機会を与えてくださったことを嬉しく思っています。」とソングは加えた。
「野球との時間が終わって何らかの理由で海軍予備軍に異動されたら、私は積極的に従事したいと考えています。国のために奉仕することに私は個人的な価値を大きく置いています。人生ののかで二つのプランAを持てることは幸せだと思います。海軍兵として国に仕えたいですし、レッドソックスのために野球をプレーしたいです。両方が実現できるようにあらゆることを続けます。その目的達成のために海軍及びレッドソックスから多大な支援をいただいていることを心より感謝します。」と語った。
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