ファーゴ・ムーアヘッド・レッドホークスの捕手ロイ・モラレスは、第1回ベースボール・チャンピオンズ・リーグ・アメリカ大陸大会終了後にMVPを獲得した。
1995年にプエルトリコのラレスで生まれたモラレスは、2014年にマイアミ・マーリンズで初めてプロ契約を結んだ。マイナーリーグ(MiLB)では347試合に出場し、そのうちトリプルAでは47試合に出場した。
「どんな状況でも、チームのためにプレーすることを常に心がけています」とモラレス。「自分がすべきことは試合の状況に合わせて動くことです。もし三塁に人がいたら、大切なことはとにかく彼をホームに帰さなければなりません」
モラレスはファーゴの成功に大きく貢献した。彼は打率で大会をリードし(9打数15安打、打率.600)、ユカタンのタディル・ドレイクとチームメイトのディロン・トーマスに並び、バランキージャのパベル・マンサネロに次ぐ4RBIを記録した。
「我々の打線はチームワークを発揮しました」とモラレスは付け加えた。「バランキージャとの決勝戦では、全員が良いバッティングをしていた。試合後半になると、この蒸し暑い気候では投手も疲れてきます。いい打席が続けば、投手に多くの球数を使わせることができます。そしてしプレートの真ん中にいい球が来れば、得点に繋がります」と語った。
モラレスは、レッドホークスが最初の2試合とは違うレベルでプレーしていたことを認めた。「アグレッシブにプレーしていたと思います。最初の2試合は、それほどアグレッシブではありませでした。最後の2試合はチームとしてプレーしました。チーム内でいい相乗効果が生まれ、全員がハードにプレーし、ファンや皆のために見せ場を作れたと思います」
より高いレベルでプレーする可能性について、モラレスは国際的な野球に参加することは、間違いなく選手に注目されるチャンスを与えてくれると語った。「インディ・リーグとはいえ、私たちがそれほど悪くないことは、おそらく見てもらえただろうと思います。このチームはハイレベルな守備野球ができるのです。最終的に誰が自分たちのプレーを見ることになるかは考えなませんが、スカウトがメリダに来たことは知っています。メキシカン・ベースボール・リーグには素晴らしい競争がある。ここでプレーする機会があれば大変嬉しいです」
決勝戦の勝利投手のタイラー・グラウアーは、7奪三振でベースボール・チャンピオンズリーグ・アメリカ大陸の首位に立った。「(捕手の)ロイ・モラレスと初めて投げる機会がありましたが、彼を一人の男として知ることができて楽しかったです。彼は野球に精通していて、彼には本当に助けられました」と感謝した。
グラウアーは時間を割いて、この大会の成功を賞賛した。「素晴らしいアイデアだと思う。ホスピタリティもよかったです。世界中の他のリーグはこの4チームよりも優れていると思いますが、この大会は、世界中に野球の才能がたくさんあることをみんなに思い起こさせてくれる良い機会となったと思います」