ロイヤル・アントワープ・イーグルス野球ソフトボールクラブが創立100周年

ベルギー最古の野球・ソフトボールクラブであるロイヤル・アントワープ・イーグルスが、8月18日（金）に100周年を迎えた。

始まりは1920年代初頭、アントワープの少年数人がウィルリッチェ・プレイン沿いを歩いていたとき、日本人の船員たちが見たこともない奇妙なゲームをしているのに気づいた。好奇心から、少年たちはどんなスポーツか見てみようと決めたが、それがベルギーの野球やソフトボールの基礎を築くことになるとは本人たちも想像すらしていなかっただろう。

やがて1923年8月18日、ベルギー初の野球クラブ、アントワープ・ブラック・キャッツが結成された。戦争を乗り越え、スポーツの栄枯盛衰を経験し、名前を変え、合併し、ソフトボールを加え、彼らは50歳を迎えた。同クラブは後にロイヤル・アントワープ・イーグルス・ベースボール・アンド・ソフトボールと名付けられた。

1980年代に全国チャンピオンとなり、強豪クラブとして名を馳せたイーグルスは、8月18、19、20日の週末に創立100周年を祝った。

祝賀会は、歴代の選手が参加したオールスターゲームで幕を閉じた。

ロイヤル・アントワープ・イーグルスには現在、4部リーグで戦う野球チームとU-21野球チームがある。ソフトボールチームは女子の1部と3部、男子のリザーブリーグに参戦している。