侍ジャパン代表チームの稲葉篤紀監督は日本プロ野球(NPB)の秋季教育リーグ、フェニックス・リーグで2試合を指揮することになった。この教育リーグには過去韓国野球委員会(KBO)の2軍や日本の独立リーグのチームも参加した。
稲葉監督が指揮するのはNPBの日本ハムファイターズの2軍リーグチームで、11月26日に西武ライオンズ2軍チーム、27日は中日ドラゴンズ2軍と戦う。
この2試合は稲葉監督にとって東京2020オリンピック前にチームを指揮できる唯一のチャンスとなる。侍ジャパンは2021年はじめに合宿を行い、3月に強化試合を行う予定だが、COVID-19 感染拡大で先行きが不安定のため、今後の予定は確定されていない。
ここまで世界首位日本、3位韓国、5位メキシコ、18位イスラエルが来年夏のオリンピック野球大会6チームに決まった。
稲葉監督は2017年に日本代表野球チーム「侍ジャパン」の監督に就任し、2019年11月にはWBSC プレミア12で日本を優勝に導いた。
稲葉篤紀は2008北京オリンピックに日本代表として出場、現役時代の後半(2005年から2014年)をファイターズで過ごした。2013年シーズンは選手とコーチを兼ねた。ファイターズ球団時代、稲葉はゴールドグローブに3度輝き、5回連続NPBオールスターゲーム出場(2007〜2012)、2011オールスターのMVPに選ばれた。