侍ジャパンの前田健太がMLBでノーヒッターを逃す
19/08/2020 1 記事を読む目安時間

侍ジャパンの前田健太がMLBでノーヒッターを逃す

前田のミネソタ・ツインズはミルウォーキー・ブリューワーズとの戦いで延長を制した。プレミア12 2019で最後に安打を浴びて3位に終わったアメリカ代表投手・左腕Caleb Thielbargが延長10回最後の三つのアウトを取った。

2015年の新設WBSC プレミア12では侍ジャパンとして2試合(メキシコ戦、プエルトリコ戦)に先発登板した前田健太は、あとアウト三つのところでヒットを打たれ、惜しくもノーヒッターを逃した。

日本の前田は現在メジャーリーグ(MLB)ミネソタ・ツインズの先発投手。彼はミルウォーキー・ブリューワーズの打線を8イニング黙らせた。前田はEric Sogardにワンストライクを取るが、2球目のチェンジアップを打たれた。前田はここで降板した。

ツインズのRocco Baldelli監督は3対0のリードでTaylor Rogersをクローザーに送ったが、これをブリューワーズは迎え打って同点に追い上げ、試合は延長戦に入った。

ツインズは10回おもて、救援にCaleb Thielbar を立たせると、Caleb Thielbar は最後の三つのアウトを取った。

Caleb Thielbarは33歳のリリーフ選手。2013年から2015年ツインズでMLB109試合に登板した。2016年と2017年はアメリカン・アソシエーション(独立リーグ)のセントポール・セインツでプレーし、2018年にMLBに復帰した。

Caleb Thielbar(左投げリリーフ)は2019年シーズンはデトロイト・タイガースのトリプルAで50試合を投げた。その後全米アマチュア野球連盟から選抜され、WBSC プレミア12 2019に代表出場した。

Thielbarは第二回プレミア12では、3位決定戦の対メキシコ戦を含む4試合に登板。メキシコ戦では、10回裏満塁での登板となった。一塁手Efren Navarroはファウル4球で粘りながら標準を合わせると、Thielbarの8球目を捉えて勝ち越し、メキシコのオリンピック出場を決めた。

この大会後、彼はプロ野球選手の道はここまでと思い、サウスダコタ州のオーガスタナ大学のコーチの仕事を引き受けた。

しかし、 Thielbarはミネソタ・ツインズの春合宿に呼ばれる。7月終わりにシーズンが再開すると、彼は60名のプレーヤープールに入った。そして8月31日に28選手のMLBロースターに昇格した。

Baldelli監督はベテランのThielbarについて、「彼は敵を欺くことがうまい。速球を投げたかと思うと、大きく落ちるチェンジアップを投げるなど緩急自在です。彼は本当に色々な顔を見せてくれるのです。」と語った。

Thielbar は8月18日の試合でも監督の期待を裏切らず、ミネソタ・ツインズは延長12回の末、4-3でミルウォーキー・ブリュワーズを制した。