第31回WBSC U-18野球ワールドカップ 日本代表チームは馬淵史郎監督が続投
23/08/2023 1 記事を読む目安時間

第31回WBSC U-18野球ワールドカップ 日本代表チームは馬淵史郎監督が続投

明徳義塾高校の監督を務める馬渕史郎監督(写真上)は、昨年の第30回U-18ワールドカップで侍ジャパンを銅メダルに導いた。馬渕監督は「投手を中心とした守りと走力を最大限活かした緻密な野球ができる」チームを目指すという。

日本は来たる第31回WBSC U-18野球ワールドカップに向け20人の選手登録メンバーを発表した。馬淵史郎監督は昨年の第30回WBSC U-18ワールドカップで日本代表を3位に導き、今回も監督を続投する。コーチスタッフは岩井隆(ヘッドコーチ)、小坂将商と比嘉公也(ともにコーチ)が昨年に続き続投、アシスタントコーチに葛西徳一と加藤勇次が加わった。

「昨年ワールドカップを経験させてもらい、改めて日本の勝機は投手を中心とした守りと走力を最大限活かした緻密な野球の実践にあると実感しました」と馬淵監督はコメントした。

明徳義塾高校チームを指揮する馬渕監督は、「私が目指す野球を明確にイメージし、最終的な20名を先行しました。日本のマナーや野球への取り組み方を世界に発信したい」とも語った。

大会開幕を前に、馬淵監督は「短期間でチーム力を上げるため、選手と積極的にコミュニケーションを図り、スタッフ、選手の一体となり、全国の野球部員を代表して戦うという誇りを持って大会に臨みます」と伝えた。

U-18侍ジャパンは、8月28日(月)に東京ドームで大学日本代表と壮行試合を行う。

第31回WBSC U-18野球ワールドカップは、8月31日に台北市の天母スタジアムで、世界ランキング5位のチャイニーズ・タイペイ(前会銀メダル)と同9位のオーストラリアとの戦いで開幕する。

世界1位の日本は翌日、21位のスペインと対戦する。グループBには、前大会優勝のアメリカ(世界2位)、ベネズエラ(6位)、オランダ(7位)、パナマ(11位)がいる。