U-18野球ワールドカップ10連覇中のアメリカが第31回ワールドカップの代表メンバーを発表
28/08/2023 1 記事を読む目安時間

U-18野球ワールドカップ10連覇中のアメリカが第31回ワールドカップの代表メンバーを発表

2022年WBSC U-15野球ワールドカップの最優秀選手に選ばれたコイ・ジェームズは、今週開催されるワールドカップにアメリカ代表として出場する。

全米アマチュア野球連盟(USABaseball)は、8月31日から9月10日まで台湾で開催される第31回U-18野球ワールドカップに向けた20人の登録メンバーを発表した。世界第2位のアメリカは、グループBで開幕し、日本(世界1位)、ベネズエラ(6位)、オランダ(7位)、パナマ(11位)、スペイン(21位)と対戦する。

「非常に競争の激しいトレーニングキャンプを経て、この20人の選手たちと一緒に前進できることを嬉しく思います。この1週間、才能ある選手が揃いコーチングスタッフにとっては難しい選考でした。20人の選手が決まりこれから来週台湾で連覇に向け集中していきたいと思います」と語った。

登録メンバーのうち9人が過去にアメリカ代表としてプレーした経験がある。マシュー・チャンピオン、ノア・フランコ、PJ・モーランドは、昨年11月の大会でアメリカの金メダル獲得に貢献した。

さらに、2022年U-15世界王者の2人も2023年U-18のロースター入りを果たした。2022年WBSC U-15野球ワールドカップの最優秀選手に選ばれたコイ・ジェームズは、アメリカ代表を2度務め、一緒に金メダルを獲得したジャック・マッカーナンとともに今年のチームに加わる。

2度のU-18代表OBで元メジャーリーガーのマイケル・カダイアーがWBSC U-18野球ワールドカップでアメリカ代表の指揮を執り、国際監督デビューを果たす。カダイアーは、1996年と1997年にU-18代表としてプレーした後、1997年に全体9位で指名され、2度のオールスターシーズンを含む15年間を大リーグで過ごした。彼は、1987年にアメリカ代表でプレーし、2006年にチームを監督したジェイソン・ハイシーに次いで、U-18代表チームOBで監督を務めた2人目となる。

カダイアーのスタッフには、投手コーチであり21年の大リーガーであるラトロイ・ホーキンス、アシスタントコーチのブッチ・チャフィンとジェイソン・マックスウェルが加わる。

アメリカは、WBSC U-18野球ワールドカップの全30回に出場した唯一の国である。過去6回のうち5回を含め、キューバの11回に次ぐ10度の世界タイトルを獲得している。

彼らは9月1日、オランダとの対戦で大会を始める。開始時刻は現地時間10時30分。大会の対戦日程はこちらより。