WBSC eBASEBALL™シリーズ2023ワールドファイナルの開催地「オリンピック・ミュージアム 」を紹介

3月9日（土）、WBSC eBASEBALL™ シリーズ2023ワールドファイナルの戦いが繰り広げられるのは、スイスのローザンヌにあるオリンピックミュージアム（Musée Olympique）だ。数ヶ月にわたる大会の集大成となるこのワールドファイナルでeBASEBALL™の世界トップの4選手が一つの舞台に立つ。

世界最高峰のeBASEBALL™選手たちがオリンピックスポーツの殿堂で競い合うことは、WBSC eBASEBALL™シリーズの締めくくりとして実にふさわしい。これはeスポーツに対するオリンピックムーブメントへのコミットメントの証ともと言えるだろう。

スイス南西部のレマン湖からわずか200mに位置するオリンピックミュージアムは1993年に設立され、建物内には、オリンピックの歴史にまつわる様々な展示品、工芸品、記念品が収められており、世界最大のオリンピック記念品のアーカイブを有することでも知られている。

ミュージアム内は、オリンピックワールド、オリンピックゲーム、オリンピックスピリットといった3つのセクションに分かれている。

WBSCとオリンピックミュージアムの関係は2017年より始まる。当時、WBSCの新スローガン「Game Time！」のお披露目会がこのオリンピックミュージアムの講堂で行われ、発表会にはWBSCのリッカルド・フラッカーリ会長とベンチュウ・ロー事務局長、特別ゲストとしてフランチェスコ・リッチ・ビッティ夏季オリンピック国際競技連盟会長とキット・マッコネルIOCスポーツディレクターが出席した。

WBSCはまた、オリンピックミュージアムが主催するレマン湖の湖畔での一週間のスポーツの祭典「オリンピック・ウィーク」にも毎年参加しており、野球、ソフトボール、ベースボール５は人気競技の一つだ。野球・ソフトボールにとって2023年の参加は、2017年、2018年、2019年、2022年大会に続く5回目、ベースボール5にとっては3回目であった。

また、ミュージアムの周囲にはオリンピックパークがあり、入り口付近にはオリンピックの炎をはじめ、スポーツをテーマとした美術品や彫刻の膨大なコレクションが展示されている。

展示スペースの総面積は3,000m²を超え、5,000点以上の展示品と150のスクリーンが、来場者に没入感を与える。

WBSC eBASEBALL™シリーズ2023ワールドファイナルにとって重要なこの場所で、3月9日、史上初のWBSC eBASEBALL™世界王者が誕生する。