イタリアで開催されるWBSC女子ソフトボール・ワールドカップ・ファイナルステージ チケット発売開始
14/12/2023 1 記事を読む目安時間

イタリアで開催されるWBSC女子ソフトボール・ワールドカップ・ファイナルステージ チケット発売開始

地元組織委員会は、クリスマス・スペシャル・パッケージとして大会すべてを観戦できる大会パスを55.60ユーロで販売開始した。特別価格での販売は1月6日まで。VivaTicketで購入できる。

世界最大の女子ソフトボール国際大会であるWBSC女子ソフトボール・ワールドカップ・ファイナルステージのチケットの販売が開始された。8チームが出場するこのファイナルステージは、2024年7月15日から20日まで、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のカスティオン・ディ・ストラーダで開催される。

イタリア野球ソフトボール連盟(FIBS)会員限定の先行販売に続き、現地組織委員会は今大会全日程を観戦できる大会パス55.60ユーロをクリスマス・スペシャル・パッケージとして特別販売する。販売期間は1月6日まで。VivaTicketで購入可能。

1月7日からは大会パッケージは61.50ユーロとなる。デイリーチケットも販売される。

チケットパッケージを購入すると、今大会の22試合を観戦できるグランドスタンドの整理番号付き座席を確保することができる。これらのパッケージは公式オンライン「Vivaticket」でのみ購入することが可能。5歳以下の子供は座席なしの場合は無料で入場できる。

ファイナルステージでは、2023年のグループステージを勝ち抜いた8チームが2グループに分かれて対戦する。グループAは、1位アメリカ、5位カナダ、開催国6位イタリア、15位中国。グループBは、2位日本、3位プエルトリコ、8位オランダ、10位オーストラリア。

試合は1日4試合行われ、オーストラリアは現地時間7月15日午前11時より開幕戦で日本と対戦する。各グループ上位2チームがスーパーラウンドに進出し、各グループ下位2チームは5位から8位を決める順位決定戦に進む。

決勝と3位決定戦は7月20日に行われる。全日程はこちらより参照可能

初めて2ステージ制で開催された第17回WBSC女子ソフトボールワールドカップは、2023年7月、18チームがグループステージに出場して開幕した。グループAはアイルランドのバルブリガンで行われ、アメリカが優勝、オーストラリアが準優勝でファイナルステージ進出を決めた。スペインのバレンシアで行われたグループBでは、プエルトリコとオランダがグループ上位2チームとして切符を手にし、イタリアのカスティオン・ディ・ストラーダで行われたグループCからは日本とカナダが勝ち進んだ。ファイナルステージの開催国であるイタリアと中国が2枚のワイルドカードを獲得し、ファイナルステージ進出8チームが出揃った。

アメリカは、過去3連覇を含む12個の世界タイトルを獲得しており、最多を記録している。日本(3)、オーストラリア(1)、ニュージーランド(1)も優勝している。

ファイナルステージに参加する8チームのうち5チームが過去にメダルを獲得。アメリカは過去16回すべてでメダルを獲得、次いで日本が12個、オーストラリアが8個、中国は3個、カナダは4個。一方、イタリア、オランダ、プエルトリコは、今大会で初のメダル獲得を目指す。