群馬県高崎市は、日本(世界2位)、アメリカ(1位)、メキシコ(6位)、イタリア(8位)、中国(11位)、タンザニアを迎え、6月2日から4日まで高崎市ソフトボール場宇津木スタジアムで第1回宇津木カップを開催する。
宇津木カップは、U-15女子ソフトボール選手を対象に、日本におけるソフトボール競技の発展に貢献しオリンピッでク銀(2000年)・銅(2004年)を獲得した元日本女子ソフトボール代表監督の宇津木妙子氏を冠して創設された。
この大会は、10月21日から29日まで東京で開催される第1回WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップに向けた理想的な大会であり、各チームもこの大会に強い意気込みをもって参加準備をしている。
宇津木カップではまず6チームが2グループに分かれて戦い、その後5位決定戦(両グループの3位チーム)、銅メダル決定戦(両グループの2位チーム)、金メダル決定戦(各グループの上位チーム)が行われる。
この大会はWBSC公認大会でWBSC女子ソフトボール世界ランキングのポイントが付与される。すでにイタリア、メキシコ、アメリカがこの大会の出場メンバーを発表した。
宇津木カップに出場する日本、イタリア、メキシコ、アメリカは、WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップの出場権も獲得している。
大会は、市内初のソフトボール場 宇津木スタジアム(850人収容)で開催される。WBSCの男女国際大会規格に基づき本塁から両翼男子76.2m以上、 女子67.06m以上の人工芝のフェアエリアがあり、移動式フェンスにより最大80mのフェアテリトリーを確保することが可能だ。
日本が決勝でアメリカを破って金メダルを獲得した東京2020オリンピックでのソフトボール競技の成功から2年。ユースを対象としたこのWBSC U-15女子ソフトボールワールドカップが東京大会のレガシーに追加される。