第1回WBSC U-15女子ソフトボール・ワールドカップ  アメリカが優勝
29/10/2023 1 記事を読む目安時間

第1回WBSC U-15女子ソフトボール・ワールドカップ  アメリカが優勝

マーシー・ブライアントがわずか1被安打・17奪三振の圧倒的な投球でアメリカがプエルトリコを制して優勝した。MVPに選ばれたアスペン・ボールウェアは1安打1得点をマークした。

日曜日に東京の大田スタジアムで開催された第1回WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップの決勝で、世界ランキング1位のアメリカがプエルトリコとの優勝対決を3-0で制した。

アメリカはこれで、WBSC U-15、U-18、シニアと、女子ソフトボールにおけるすべての世界タイトル保持を達成した。

勝利の鍵はマーシー・ブライアントのわずか1被安打・17奪三振の圧倒的な投球だ。一方、大会MVPに選ばれた1番・アスペン・ボールウェアは決勝では1安打、1得点で勝利に貢献し、今大会19打数8安打、打率.421、10得点、4本塁打、6RBIという素晴らしい成績を残した。

優勝前のスーパーラウンドで、アメリカは7勝するも開催国であり世界2位の日本に破れて黒星をつけられたが、世界5位のチャイニーズ・タイペイに勝利して決勝進出を決めた。世界3位のプエルトリコもオープニング・ラウンドで4勝、スーパー・ラウンドで3勝を挙げ、合わせて7勝を記録した。

アメリカとプエルトリコはオープニング・ラウンドでも対戦しており、そのときはアメリカが6-0で勝利した。

この日行われた3位決定戦では、日本はチャイニーズ・タイペイを下した

8日目 結果

プエルトリコ-アメリカ0-3ボックススコア

1位、2位決定戦 プエルトリコ v アメリカ 0-3

アメリカはマシー・ブライアントの見事なピッチングでプエルトリコを制し、見事WBSC U-15女子ソフトボール・ワールドカップで世界タイトルを獲得した。ブライアントは7イニングを投げ、1安打、17奪三振。

1回表、ブライアントは三者三振の完璧な投球、その裏では続く1番のアスペン・ボールウェアがヒットで出塁。

ブールウェアは二塁へ盗塁し、スティービー・サウスの犠牲バントと1塁への悪送球で、ブールウェアが生還しアメリカが先制。さらにサウスも、アナベラ・アブドゥラの犠牲バントと、またもや一塁への悪送球で得点し、アメリカが2-0とリードしてこの回を終えた。

5回までにブライアントはすでに12個の三振を奪い、プエルトリコを無安打に抑えていた。

6回表、プエルトリコのミヤ・デイビスがブライアントから初ヒットを奪う。しかし、ブライアントは空振り三振で3アウト目を奪った。

6回裏、アメリカが再び攻撃を仕掛ける。1アウト2塁、ライリー・スタッツが右中間を破るライナーを放ち、サマンサ・アレクマンが得点。アメリカは3-0とリードを広げた。

ブライアントが2つの三振とゴロアウトでプエルトリコ打線を封じ、アメリカの金メダル獲得が決まった。

U-15女子ソフトボール・ワールドカップ: レポート

8日目: 日本が東京で3位獲得
7日目: USA and Puerto Rico advance to gold medal game; Japan and Chinese Taipei to play for bronze
6日目: 日本がアメリカを下しスーパーラウンド首位

5日目: Japan and USA stay perfect; Puerto Rico clinch key win over Chinese Taipei
4日目: Japan and USA head to Super Round with undefeated records; Chinese Taipei, Puerto Rico, Mexico and Philippines also advance
3日目: Japan, USA keep perfect records; Mexico, Chinese Taipei, Puerto Rico pick up third victories
2日目: Japan, USA and Puerto Rico keep win records intact; Chinese Taipei, Czechia, Peru claim first wins; Mexico bounce back to beat Italy
1日目: Japan take victory on opening day of home World Cup; USA, Mexico, Italy, Philippines also post wins

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