U-15 女子ソフトボールワールドカップ   有望な選手たちにLA28 の道を開く
20/10/2023 1 記事を読む目安時間

U-15 女子ソフトボールワールドカップ  有望な選手たちにLA28 の道を開く

第1回WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップが土曜日に開幕し、11チームが明るく輝く未来のLA22オリンピックを目指して第一歩を踏み出す。

WBSC U-15 女子ソフトボールワールドカップは、東京 2020 のレガシーを継承し、若いアスリートがオリンピックの夢を達成し、ソフトボールを追求する意欲をさらに高めるプラットフォームとなる為の最高の手段を提供する。

この大会は10月21日から29日まで東京の駒沢オリンピック公園総合運動場野球場、世田谷区総合運動場野球場、大田スタジアムの3会場で開催される。

「今週初め、2028年ロサンゼルスオリンピックの追加競技としてソフトボールが決定されました」とWBSC事務局長のベン・チュー・ロー氏が金曜日の記者会見で発表した。

「これはWBSCと他の関係者による多大な努力の末に実現したものであり、ソフトボールのグローバルな性質がその選択に大きな役割を果たしたと信じています。東京大会でソフトボールが注目を集めてから 2 年後に私たちがこの大会のために再度東京に戻ってくることができたのもとても感慨深いものがあります」

「東京で私たちは、ソフトボール界のビッグスターたちがエキサイティングな競技で金メダルを目指して競い合うのを見ました。IOCの発表は、将来のオリンピック選手がワールドカップで活躍する姿を見ることを意味します」

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世界ランキング1位のアメリカと世界ランク2位の日本にとって、U-15ワールドカップはライバルとしてではなく、ソフトボールのための協力と団結から恩恵を受ける協力者として捉えられている。

「日本に来て、日本でソフトボールができるのは素晴らしい経験で、そのことは、競争自体よりも重要です。私たちはライバルというよりは良き友人だと思います。お互いを思いやり、世界中のソフトボールのレベルを高める努力をしていますし、ソフトボールはかわらずに素晴らしいスポーツですし、そういう意味で良い同胞だと思っています。」とアメリカ代表ヘッドコーチのカイラ・ホラス氏は語った。

「私にとってアメリカチームはライバルというよりは良き友人です。私たちはアメリカチームと対戦し、常に良い試合をしてきました。この大会の最も重要な目標は、若い女の子たちが愛し、楽しむことができる素晴らしいスポーツとしてソフトボールを紹介することだと思っています。」と日本の山本優コーチが付け加えた。

「東京では、ソフトボールがどれほど素晴らしいスポーツであり、あらゆる年齢層の人がそれを愛することができるということを次世代に示すことが出来たと思います。東京2020からLA28まで、次のオリンピックでソフトボールが復活することを大変嬉しく思っています」

ブラジル、チェコ、イタリア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、フィリピン、プエルトリコ、チャイニーズ・タイペイのヘッドコーチがそれぞれチームの強みを強調し、一丸となって活気に満ちたエキサイティングな大会を生み出す。

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Milton Satoshi Konno ブラジル

「私たちの強みは、ブラジル人本来の特徴である幸福感です。この幸せを通じて、私たちがこの大会を楽しみ、他のチームの選手やコーチと一緒にスポーツを楽しめることを願っています」

Daniela Viktorynova チェコ共和国

「チェコの強みは優秀な選手が揃っていることです。全力でプレーしていきます」

Maristella Perizzolo イタリア

「チームの結束力がイタリアの強みです。このような大会に参加できることを嬉しく思います。私たちの目標は、選手たちがこの大会を楽しみながら、最高のパフォーマンスを発揮することです」

Cesar Arturo Alcaraz de Anda  メキシコ

「私たちは日本に来ることができてとても嬉しいです。私たちは16人の強力な攻撃力を持つチームです。私にとって、私たちの選手の厚みが私たちの強みだと思っています。我々の攻撃力は素晴らしく、選手全員がここにいるという明確な目的意識を持っています。」

Anthea Nadene Stringer

Anthea Nadene Stringer ニュージーランド

「私たちの強みはファナウです。これはマオリ語で家族を意味です。私たちのチームは、家族として一緒にいるという情熱を共有しています。私たちはお互いをサポートし、周りの人たちをサポートし、大会から何かを学びとりたいと思っています」

Abel Jorge Fernandez Portelles ペルー

「私達の選手たちは素晴らしい経験を備えています。自分たちの責任を理解しており、日々の試合に自信を持って向かいます。私たちはこの大会に向けて本当に一生懸命、よい練習を重ねてきました。したがって、高いレベルが私たちの強みです」

 Nina Avila Serafico フィリピン

「選手達は試合にとても情熱を傾けながら、楽しんでプレーしています。常にお互いを助け合っているので、彼らの決意はより大きなものにつながると思っています。私たちは日本に来ることができて大変嬉しく思っています。ここに来れること自体がすでに光栄なことなので、全ての瞬間を楽しむつもりです。私たちは心をもって戦います」

Geraldo Flores Malave プエルトリコ

「この大会を実現させてくれた皆さんに感謝したいと思います。日本に来ることができてとても嬉しいですし、チームが様々な国に対して良いパフォーマンスができることを願っています。私たちはここで試合に勝つことを願っています」

Mei-Fen Chen チャイニーズタイペイ

「この大会はこのグループの最初の大会となりますが、私たち全員で新しい歴史に刻んだこの大会を全員で祝うべきだと思っています。この経験をすべてのチームと共有できることを嬉しく思っています」

初日は現地時間08時30分にフィリピン対チェコ、ペルー対メキシコ、13時30分にチャイニーズ・タイペイ対開催国日本、16時からブラジル対アメリカ、16時30分にニュージーランド対イタリアの5試合が行われる。

この大会の試合はすべてGameTimeでライブ配信される。