U-18男子ソフトボールワールドカップ  マックギリブレイの2ランホームランとニードの好投でカナダが3位
19/11/2023 1 記事を読む目安時間

U-18男子ソフトボールワールドカップ  マックギリブレイの2ランホームランとニードの好投でカナダが3位

WBSC U-18男子ソフトボールワールドカップで、カナダのアレックス・マクギリブレイとニコラス・ニードがアメリカを相手に大活躍を見せ、3位を獲得した。北米の隣国同士がメダルゲームで対戦したのは、大会史上初めてのことである。

アレックス・マクギリブレイの6回裏の2ランホームランとニコラス・ニードの好投で、カナダはWBSC U-18男子ソフトボールワールドカップで3位を獲得した。カナダは銅メダル決定戦でアメリカを2-1で破り、大会史上6個目、通算9個目の銅メダルを獲得した。

試合後のマックギリブレイは「優勝ではありませんでしたが、国のためにメダルを獲得できて本当にうれしいです」と喜びを語った。

試合はニードとアメリカのコディ・ギボンズの投げ合いとなった。カナダのニードは4安打5四球。11奪三振、一方、ギボンズは6奪三振、3安打2失点。

アメリカは1回表、ワイリー・バウマーの内野安打で先制。これがこの試合唯一の得点となった。

カナダは6回裏、エイドリアン・グリーンが1アウトから四球で出塁し、同点に追いつく。その3球後、マックギリブレイがギボンズの打球をレフトフェンス越えに運び、カナダがリードを奪った。

「カウント0-2だったので、近い球を探して振りました。幸運にもうまくいってよかったです」と振り返った。

カナダにとっては、2016年にアメリカのミッドランドで銅メダルを獲得して以来のメダル獲得となった。

WBSC U-18 Men's Softball World Cup - Bronze Medal Game - USA vs CAN

試合ログ

6回裏 - 走者一人、アレックス・マクギリブレイが左中間を超える本塁打を放ち、カナダが2-1とリード。

5回表 - 走者二人の場面で、アメリカのブロディ・フォン・ベルジが三振に倒れ、この回終了。アメリカは5回までに8人を残留させている。

カナダのニコラス・ニード投手とアメリカのコディ・ギボンズ投手の投げ合い。4回を終わって、カナダの先発は6奪三振、3四球、2安打、1失点。アメリカのエースは1安打、4三振。四球は2つ。試合スコアは1-0のまま。

3回表:アメリカが2アウトランナー1・2塁のピンチを招くが、カナダの投手ニコラス・ニードがブロディ・フォン・ベルジを三振に打ち取り、この回を終了。アメリカは1-0のリードを保った。アレックス・マクギリブレイのナイスキャッチで2アウト。

1回表-アメリカが先制。1晩ローガン・ブームが四球で出塁し、ブラデン・ドゥシャルムの内野安打で三塁に進み、ワイリー・バウマーのセカンドへの内野安打で生還。アメリカが1-0で先制した。

試合前 - WBSC U-18男子ソフトボール・ワールドカップの銅メダルをかけて、カナダとアメリカがフェルナンド・オルティススタジアムで対戦。北米の隣国同士がメダル決定戦で対戦するのは、大会史上初めてのこと。試合開始は現地時間14時。

カナダは今大会で2番目に多くのメダルを獲得しているプログラムで、8個、うち5個が銅メダルである。2016年のアメリカ・ミッドランド大会での表彰台を最後に、7年ぶりのメダル獲得を目指す。カナダの唯一の世界タイトルは1993年。

アメリカは1981年と1985年の第1回大会と第2回大会で銀メダルを獲得している。38年後の今、彼らは再び表彰台に立つことを目指している。