世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、11月25日に開催されたWBSC執行役員会において、懲戒付則とハラスメント・虐待防止規定の変更箇所を承認した。
懲戒付則は2017年に初めて承認され、その後2022年と2023年に改正された。
懲戒付則の今回の主な変更点は、総会の批准なしに準会員を解任する可能性、暫定措置の実施、立証責任の明確化、決定申請日の指定などである。
さらに、一貫性を確保するため、懲戒付則全体にわたって、その他いくつかの変更が行われた。
懲戒付則 - 英語
懲戒付則 - スペイン語
一方、WBSCハラスメントと虐待からの保護規則は2018年に初めて承認され、その後2023年6月12日に更新された。
最新の変更では、最終的な決定は委員会ではなく、執行委員会が行うことが保証されている。また、不服申し立て手続きも、より明確で懲戒付則に沿ったものに改正された。
ハラスメント・虐待防止規定 - 英語
ハラスメント・虐待防止規定 - スペイン語
今回の変更は、すべての関係者にとって安全で公正なスポーツ環境を維持するというWBSCのコミットメントを反映したものである。