U-18男子ソフトボール・パンアメリカン選手権でアメリカが優勝、ベネズエラ、カナダ、アルゼンチンと共にワールドカップ出場決定
11/09/2023 1 記事を読む目安時間

U-18男子ソフトボール・パンアメリカン選手権でアメリカが優勝、ベネズエラ、カナダ、アルゼンチンと共にワールドカップ出場決定

アメリカチームは6チームによるトーナメントで5勝1敗の成績を収め、同国としては35年以上ぶりとなるU-18男子ソフトボールのメダルを獲得した。

WBSC男子ソフトボール世界ランキングで南米上位4チーム(アルゼンチン、カナダ、アメリカ、ベネズエラ)が、コロンビアのシンセレホで開催されたパンアメリカン選手権で4位以内に入り、11月11日から19日までメキシコのエルモシージョで開催されるWBSC U-18男子ソフトボールワールドカップへの出場権を獲得した。

世界ランキング5位のアメリカは決勝で同8位のベネズエラを破り、カナダは銅メダル決定戦でアルゼンチンを下した。

ラウンドロビンの結果、アメリカとベネズエラが4勝1敗で1位タイとなり、決勝戦に駒を進めた。アルゼンチンとカナダは3勝2敗で3位決定戦へ。この4チームがワールドカップへの切符を手にした。

決勝では、アメリカがベネズエラを6-1で下し、表彰台の頂点に立った。金メダルに輝いたアメリカは7安打を放ち、そのうち3安打は1回裏に放った。

先発したコディ・ギボンズは、7回を投げてベネズエラの打線を3安打に抑え、自己キャリア最高の15奪三振を記録した。ギボンズは大会MVPに選ばれた。

3位決定戦では、カナダがアルゼンチンを投手戦で制し、8回1-0で勝利した。カナダはコーエン・クリストナーが奮投した。

5位決定戦では、開催国コロンビアがペルーに9-7で勝利。

アメリカ、ベネズエラ、カナダ、アルゼンチンは、11月11日から19日までメキシコのエルモシージョで開催されるWBSC U-18男子ソフトボールワールドカップに出場する。2位のオーストラリア、3位の日本、6位のチェコ、7位のニュージーランド、10位のメキシコ(開催国)、12位のシンガポール、17位のイスラエルとともに出場する。ワイルドカード枠は今後決定の予定。

大会はムンディアリスタス・エルモシレンセス・スタジアムとフェルナンド・M・オルティス・フィールドで実施。