WBSC大会で国代表として出場経験をもつ選手たちがメジャーリーグベースボール2020の各表彰の候補に上がった。最近ゴールドグローブ賞をとった選手の中からも、カナダのタイラー・オーニール(2015 WBSCプレミア12と2013 WBSC U-18野球ワールドカップ)とキューバのMLBアメリカリーグ最優秀新人賞をとったルイス・ロバート(2015 WBSC U-18ワールドカップ)が候補者にいる。
ホセ・アブレイユはキューバ代表として2011年WBSC(IBAF)野球ワールドカップに出場し、アメリカリーグ(ア・リーグ))MVPの最終候補3人のうちの一人だった。ナショナルリーグ(ナ・リーグ)最終候補者には 2006 WBSC U-18野球ワールドカップ選手のフレディ・フリーマン(アトランタ・ブレーブス)とパドレスのマニー・マチャド(2009パナメリカU-18選手権大会/2010WBSC U-18ワールドカップ予選)がいる。最終結果はMLBネットワークで11月12日に発表される。
元日本プロ野球(NPB)のMVPでオールスターの前田健太はWBSCプレミア12 2015に出場しており、今回MLBのサイ・ヤング賞の最終候補に残った。
そのほかのア・リーグの受賞候補としては ヒョンジン・リュ (トロント・ブルージェイズ)やシェーン・ビーバー (クリーブランド・インディアンズ)もいる。リュは北京2008の韓国優勝の英雄だ。
ナ・リーグのサイ・ヤング賞最終候補は、そのほか2004 WBSC U-18野球ワールドカップや2008オリンピックに出場したダルビッシュ有(シカゴ・カブス)がいる。ダルビッシュはまた2009ワールドベースボールクラシックでの日本優勝にも貢献した。
サイ・ヤング賞は各リーグの最優秀投手に贈られる。発表は11月11日。
アレク・ボーム (フィラデルフィア・フィリーズ)、ジェイク・クロネンワース (サンディエゴ・パドレス)、 デビン・ウィリアムズ (ミルウォーキー・ブリューワーズ) はナ・リーグのジャッキー・ロビンソン最優秀新人選手賞の最終候補に残った。
ボームとクロネンワースは昨年のWBSCプレミア12 2019でアメリカ代表として一緒にプレーした。
ア・リーグ最優秀新人選手賞にはゴールドグローブ賞を受賞したロバート(シカゴ・ホワイトソックス)もいる。
今年初シーズンのロバートはすでにセンターとしてア・リーグのゴールドグローブ賞を受賞した。
最優秀新人賞はMLBネットワークで11月9日に発表される。
そのほかゴールドグローブ賞のハビエル・バエズ(プエルトリコ)、ノーラン・アレナード(アメリカ)、アンソニー・リッツォ(イタリア)がゴールドグローブ賞を受賞した。彼らは過去にWBSC公認ワールドベースボールクラシックでそれぞれ国を代表して出場している。
各賞の最終結果や候補者など詳細はmlb.comより。