WBSC、炭素排出量対策に取り組む「Green Future Project」と戦略的パートナーシップを発表

WBSC、炭素排出量対策に取り組む「Green Future Project」と戦略的パートナーシップを発表
07/03/2023
これまでに合計1,300本分の植樹、1,170㎡の森林保護、98,310ユニットのクリーンエネルギーが生産された。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、サステナビリティパートナーであるGreen Future Project(GFP)と新たな提携を結び、二酸化炭素排出量対策に取り組むことを発表した。

今年1月1日、WBSCはGFPおよびその戦略的パートナーPilioと協定を結び、植樹、森林保護、クリーンで再生可能なエネルギーを生み出すプロジェクトの支援を通じて、自然生態系の回復と保全に向けた相殺(オフセット)戦略を実施することが決まった。

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WBSCはコミュニティーに環境に配慮した相殺モデルを提供し、スポーツがいかに持続可能と社会的目標を達成するためのアンバサダーとなりうるかを示す。WBSCはすでにGFPとの提携を通じて1,300本分の植樹、1,170m2の森林を保護、98,310ユニットのクリーンエネルギーを生産しているが、今後も二酸化炭素排出量を測定して削減し、持続可能な取り組みをさらに進めるため尽力していくつもりだ。

WBSCは、スイスのプリーに持続可能性な本部を開設、2021年にUNFCCC Sport for Climate Action Frameworkに署名、2022年に国連SDGsに沿った持続可能性戦略を策定するなど、これまで数多くの持続可能に関する取り組みや実践を行ってきた。今回のGFPとの提携はこれを踏襲するもので、WBSCは、取り組み加盟団体としてカーボンフットプリントの削減や環境意識の提唱に取り組む。サステナビリティは、WBSCの戦略計画2022-2028の不可欠な部分でもある。

WBSCのフラッカーリ会長は「WBSCは、GFPとの提携を大変誇りに思います。職員が気候変動に積極的に取り組むことが大変重要だと考えています。WBSCの職員の取り組みが3大陸の5つの環境プロジェクト支援にどのぐらい貢献できているか毎月報告されることになっています」と語った。

「GFPは、すべてのステークホルダーやパートナーに自分たちが与える影響をリアルタイムで追跡して知らせるプラットフォームを提供することで、私たちのコミュニティの意識向上に貢献します。また、私たちが保護している生態系をどのようにサポートすればよいかを学ぶこともできます。WBSCは共同で、マダガスカルのマングローブ生態系の再生、エクアドルの最も生物多様性の高い保護区の保護、インドのタミル・ナドゥ風力発電プロジェクトの開発支援を行っています」

提携開始以来、WBSCは3つのイニシアチブを実施しサステナビリティへの大きな一歩を踏み出した。

  • GFP 戦略的パートナーの Pilio が実施した、温室効果ガスの測定と報告に関する国際基準 (GHG プロトコル) に基づく 2022年度の二酸化炭素排出量の計算
  • 再生プロジェクト、森林保護、再生可能エネルギー生産への投資を通じた WBSCスタッフや役員の二酸化炭素排出量を相殺(オフセット)
  • 認識、教育、報告ツールとしての WBSC のウェブサイトの持続可能な開発専用ページの再構築と改善

WBSCのサステナビリティ戦略は、スポーツが社会発展のツールとなることを可能にするためのさまざまな目標を包含する全体的なフレームワーク。この戦略は、国連のアジェンダ2030とその17の持続可能な開発目標(SDGs)に沿っている。