WBSCが新設U-18 女子ソフトボールワールドカップの開催をペルーに決定
19/11/2019 1 記事を読む目安時間

WBSCが新設U-18 女子ソフトボールワールドカップの開催をペルーに決定

世界13位フィリピンがこの大会のワイルドカード枠に決まった。

第3回WBSC総会の前夜、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は新設U-18 女子ソフトボールワールドカップ2020の開催をペルーにすることを決めた。2012年U-19 男子ソフトボールワールドカップのアルゼンチン開催以来のラテンアメリカでのソフトボールワールドカップ開催となる。

第一回となる U-18 女子ソフトボールワールドカップは8月21日から30日までペルーのリマで開催され、16ヶ国から集まる18歳以下の世界の選手たちが出場する。

この大会は、今年のパンアメリカン競技大会リマ2019の会場にもなったペルー首都にあるVilla María del Triunfo Sports Complexで行われる。

「WBSCはU-18 女子ソフトボールワールドカップ開催をペルーに決定したことを嬉しく思います。パンアメリカン競技大会2019ソフトボール大会は大成功に終わりました。世界でもっとも重要な国際ソフトボール大会の一つであるU18ソフトボールワールドカップを、ソフトボール大会のレガシーを引き継いでペルーでできることを名誉に思います。」とWBSCソフトボール部門トミー・バラスケス理事長はコメントした。

第1回U-18 女子ソフトボールワールドカップはこれまでのU-19世界女子ソフトボール選手権の年齢カテゴリーを引き下げた大会。

WBSCソフトボール部門の役員会では今日U-17女子ソフトボールアジアカップで4位に終わったフィリピンにU-18ワールドカップのワイルドカード枠を与えることを決めた。新設ワールドカップには12チームが出場する。

  • アフリカ (2枠): 未定
  • アメリカ大陸 (5枠): 世界1位アメリカ (U-19で3連覇更新中)、3位カナダ、4位プエルトリコ、5位メキシコ、20位ペルー
  • アジア (3枠): 2位日本、6位チャイニーズタイペイ、8位中国
  • ヨーロッパ (3枠): 9位イタリア、10位オランダ、15位チェコ
  • オセアニア (2枠): 未定
  • ワイルドカード (1枠): 13位フィリピン

U-18女子ソフトボール大陸予選は2020年2月15から16日までオーストラリアのキャンベルで行う。

最後のU-19世界女子ソフトボール選手権大会は2019年8月カリフォルニアのアーバインで開催された。アメリカが日本に8回 4-3で勝利し、3度目の優勝を飾った。