第１回WBSC eBASEBALL™ Series 2023 ワールドファイナルが3月9日（土）、スイス・ローザンヌのオリンピックミュージアムで開催された。素晴らしい雰囲気に包まれたオリンピックミュージアムで、オリンピックeスポーツシリーズチャンピオンのShoraが史上初のWBSC eBaseballシリーズ世界チャンピオンに輝いた。
午前中にグループリーグが行なわれ、その後順位決定戦が行われた。3位決定戦はHazuremonが制し、優勝決定戦はShoraが制した。WBSCの公式YouTube、Twitchチャンネル、WBSC OTTプラットフォームGameTimeで全試合のリプレーが視聴可能。
順位決定戦
グループリーグと3位決定戦では3イニングだったが、Shora対Fujitoの決勝戦は5イニングで行われた。
Shoraは朝のグループリーグ最終戦は7-0で勝利し、決勝戦も8-1で圧勝した。
3位決定戦ではYabegamingとHazuremonが対決。グループステージでは、アメリカ人のYabegamingがHazuremonを5-0で下した。
しかし、3位決定戦では立場が逆転し、Hazuremonが2-1でYabegamingを下し銅メダルを獲得した。
グループラウンド
Fujitoは初戦でHazuremonを2-0で下し、オリンピックeスポーツシリーズ優勝者のShoraはYabegamingに3-1で勝利した。
第2ラウンドでは、FujitoがYabegamingに5-0で勝利し、ShoraはHazuremonに6-4で逆転勝ちし、それぞれが決勝進出を決めた。
グループステージの最後の2試合は、未勝利の2人であるYabegaming対Hazuremon、さらに2人のスター同士の、Shora対Fujitoが対決した。
Yabegamingは2敗を喫したものの健闘。グループリーグ最終戦はHazuremonに5-0で圧勝し、午後の3位決定戦のホームチーム入りを決めた。
優勝決定戦の前哨戦となったグループリーグ最終戦では、第1シードのShoraがFujitoを相手に本領を発揮し、1回表に6-0と先制すると、2回にも得点を重ねて7-0とリードしそのまま大量得点差でコールド勝利を決めた。この勝利で、オリンピックeスポーツシリーズチャンピオンのShoraが首位に立ち、決勝戦のホームチームとなった。
グループステージ順位
Shora 3-0
Fujito 2-0
Yabegaming 1-2
Hazuremon 0-3
フィアナリスト
森翔真 "SHORA" (日本) - 無敗のeBASEBALL™プレーヤー。オリンピック・eスポーツ・シリーズ2023とオリンピック・バーチャル・シリーズ2021のチャンピオン。WBSC eBASEBALL™シリーズの最初のオンライン予選でも勝利を収め出場権を獲得した。
藤島理人 "fujito" (日本) -オリンピックeスポーツシリーズ2023で5位となり、WBSC eBASEBALL™シリーズのオンライン第２予選で優勝。
RJ Calderon "yabeGaming" (アメリカ) ノースカロライナ州ダーラム・ブルズ・アスレチック・パークで開催されたUSA eBASEBALL™ファイナルで優勝。
Wei-Chung Yu “Hazuremon” (台湾) –世界最終予選に出場。1月28日から2月4日まで開催された世界最終予選大会では、日本人以外でトップ通過。
