WBSCは、試合のインテグリティを保護するためにSportradarと契約を結ぶ
24/01/2022 1 記事を読む目安時間

WBSCは、試合のインテグリティを保護するためにSportradarと契約を結ぶ

「Sportradar」社のユニバーサル不正検出システムは、WBSC試合の不正操作防止に役立つ。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、スポーツインテグリティソリューションのグローバルサプライヤーであり、100を超えるスポーツ連盟およびリーグのパートナーである「Sportradar IntegrityServices」と2年間のパートナーシップを締結した。

「Sportradar」社は、契約期間中、各WBSC国際大会のユニバーサル不正検出システム(UFDS)を野球ソフトボール世界統括団体に提供する。

UFDSは、スポーツベッティングとインテグリティに関する専門家によって独自に評価および検証される、高度で実績のある賭け監視システムだ。賭けのパターンは、資格のあるインテグリティ専門家のグローバルチームによって異常がないか分析され、疑わしい試合はその後パートナーに報告され、世界中の八百長を露わにすることができる。「Sportradar Integrity Services」は、過去17年間にさまざまなスポーツで6,900件以上の疑わしい試合を検出したが、そのうち2021年だけでも900件発生している。

「私たちは、スポーツのインテグリティへの脅威を適切に割り出し調査するためにに賭けの監視・インテリジェンスソリューションを提供し、野球とソフトボールの試合の予測不可能性を維持し、国際的な試合を不正操作から保護するというSportradarの専門家からのサポートを期待しています」とWBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は述べている。「IOC、特にOMユニットPMC(競技操作の防止に関するオリンピック運動ユニット)のリーダーシップに続いて、今回の新しい合意により、クリーンな野球選手とソフトボール選手の保護を強化することに取り組んでいます」

WBSCインテグリティユニットは、国際スポーツを取り巻く最新のトレンドやトピックに関するアスリート、役員、スタッフの継続的なスキルアップの一環として、IOCオリンピックムーブメントユニットと共同で、試合の不正操作防止に関するに関する 2部構成のウェビナーを制作した。