WBSCワールドカップ選手のフリオ・ウリアスはロサンゼルスドジャースのワールドシリーズ第6戦の優勝に貢献した。ドジャースは1988年以来のタイトル獲得となった。ウリオスは7個のアウトをとってセーブを記録した。
ウリオスはその夜ドジャースの7番手として登板し、7回裏ドジャースの2対1リードを引き継いだ。ピンチランナー、ブレット・フィリップスが一塁に立って得点を狙う。ウリアスはピンチヒッターのヤンディ・ディアスを4球で仕留めイニングを終わらせた。その後8回と9回も凡退し試合を閉じた。
フリオ・ウリアスは1996年12月8日メキシコのクリアカン・ロサレスに生まれた。彼2016年にドジャースでMLBデビュー。それ以来ロサンゼルス・ドジャースのチームで2020シーズンの11試合を含む計74試合に出場した。
ウリアスは愛称「El Chulichi」(クリアカンっ子の意味)と親しまれている。メキシコ代表チームとしては自国のラゴス・デ・モレノで行われた2011IBAF第13回ワールドユース(U-16)野球選手権大会(現WBSC U-15 野球ワールドカップ)に出場した。メキシコは4位に終わったが、ウリアスは3位決定戦では 2.1 イニング投球し、日本に8対2で敗れた。
ウリアスはMLBネットワークのJon Morosi のインタビューに試合後答えたが、肩にメキシコ国旗を纏い、メキシコ人であることを大変誇りに思うと答えた。
ドジャースは第6戦でタンパベイレイズを3対1で勝利してシリーズの幕を閉じた。キューバの驚異ランディ・アロサレーナの本塁打はポストシーズン最多の10本目を記録。レイズの唯一の本塁打だった。
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