WBSC U-23 男子ソフトボールワールドカップ - グループBプレビュー
11/04/2023 1 記事を読む目安時間

WBSC U-23 男子ソフトボールワールドカップ - グループBプレビュー

12 チームが 2 グループに分けられ、上位 3 チームがスーパーラウンドに進出する。グループBはカナダ、イスラエル、日本、ニュージーランド、ベネズエラ、WBSCチーム。

アルゼンチンのパラナで開催の第1回WBSC U-23男子ソフトボールワールドカップ の開催は土曜日に始まり、5 大陸から 12 チームが 50 試合を行う。チームは 2 グループに分かれて戦いを開始し、上位 3 チームがスーパーラウンドに進む。

男子ソフトボール強豪4チームがグループBで激突する。カナダ、日本、ニュージーランド、ベネズエラは、ラテンアメリカのチーム WBSC とヨーロッパのイスラエルとスーパーラウンドの 3 枠を争う。

世界ランキング第 2 位のカナダは、グループ B で最もランキングの高いチームで ワイルド カードを受け取って大会に参加する。先週、彼らはアルゼンチンへの遠征の前に、フロリダでアメリカとの 4 試合シリーズを行なった。ダラス・キプファー、アイザック・ルフェーヴル、ライリー・マニオン、ジョーダン・ポメロイ、オーウェン・トリーの5 選手2018 年のワールドカップで 4 位に終わった U-19 カナダ チームのベテランだ。

世界ランキング3位の日本は、  U-18ワールドカップの最後の2大会で決勝戦まで登り、2018年に敗れたが、2020年に優勝した。いずれもオーストラリアと対戦している。アジアでトップの日本代表チームには、 2018年2位のU-19代表チームの7人のメンバーと、2020年のU-18の優勝を獲得した2人の選手がいる。2018年は大西泰河、小野寺翔太、海邉和也、2020年は八木孔輝がスタッフを率いた。この4人の投手陣はWBSCワールドカップの出場経験がある

世界ランキング6位のニュージーランドは、 ホストチームとして過去2回のワールドカップでの残念な結果からの復活を目指している。彼らはU-18ワールドカップ2020で5位、昨年12月のシニアワールドカップで8位に終わっている。今大会では、2018 年ジュニア男子ソフトボール ワールドカップ3位獲得チームの 5 人、ブロック アッテウェル、ヒュー デイビス、トビアス マキシ、フロイド ノーラ、テイン スローターが期待されている。また、昨年オークランドで開催されたシニアワールドカップでプレーした二塁手、タネ・ムムにも期待がかかっている。

WBSC男子ソフトボール世界ランキング8 位のベネズエラは、この大会のアメリカ大陸予選で3位を獲得した。予選でベネズエラチームを率いたアンヘル・アダメスとフランク・ウガス (写真) は、WBSC 男子ソフトボール ワールドカップ 2022 で母国を代表した。ウガスは予選でチームのエースで、防御率 0.66 を記録した。男子ソフトボール ワールドカップでは、7.1 イニングを投げ、防御率は 2.88を記録した。

チーム WBSC * は、アメリカ大陸予選の 4 位入賞チームとして大会への出場権を獲得した。彼らは、予選ではグループ B のライバルのベネズエラに対して、1 対 0 で敗れた。ディエゴ・モラレスは、予選でチームのトップ投手。彼は 23.1 イニングを投げ、予選で 0.90 ERA を記録した。モラレスはWBSC U-18男子ソフトボールワールドカップ2020でもチームをリードし、パーマストンノースで歴史的な6位入賞を果たした。彼らは今週、アルゼンチンであの感激を再現するためにベストを尽くす覚悟だ。

この大会最下位のチームの 世界ランキング21位のイスラエルは、 大会 2 番目のヨーロッパの国だ。彼らはU-23ヨーロッパ選手権でイギリスに5イニング8-0で勝利し3位を獲得した。イスラエルが男子ソフトボールワールドカップに参加するのは、ジュニア男子ソフトボール世界選手権で 12 位に終わった 2016 年以来のことだ。

.* グアテマラの国内オリンピック委員会は国際オリンピック委員会によって出場停止処分を受けているため、グアテマラの選手は国を代表したり、国際的なスポーツ イベントでその国旗や名前で競技したりすることができないが、選手のワールドカップ参加権が考慮され、WBSC U-23 男子ソフトボールワールドカップには WBSCチームとして出場する。