WBSCがASOIFガバナスレビューを歓迎 大きな進歩
21/06/2022 1 記事を読む目安時間

WBSCがASOIFガバナスレビューを歓迎 大きな進歩

WBSCはASOIF準加盟のIFとしてはトップランク、この規模と財源のIFとしては平均を超えた。全体のポイント上昇平均は14ポイントだが、WBSCは46ポイント上昇で全ての加盟IFの中で最多2番目となった。

オリンピック夏季大会競技団体連合(ASOIF)が第4回国際連盟(IF)ガバナンスレビューを公表し、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)はガバナンスをもっとも改善した国際競技団体の一つとして認識された。

最高200ポイント中WBCは159ポイントでグループCからA2に格上げされ、グループ内で2位、全33のIFのうち12位にランクインした。WBSCはまたASOIF準加盟のIFではトップ、同じ規模と財源をもつIFとしては平均を超えた。

全体的に前回の2019−2020年度のレビューから比べるとWBSCは46ポイント上昇。今回の全体のIF平均上昇ポイント14に比べると2番目に高い。野球とソフトボールの世界統括団体であるWBSCはまた財務の透明性、任期期間の制限、最新の選挙規約への取り組みも認識された。

WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長のコメント。「グッドガバナンスはWBSCにとって最優先重要事項です。私たちの努力が今回のASOIFガバナンスレビューで認識されたことを嬉しく思います。大切なことは私たちがガバナンスの改善を続けたことで世界の野球とソフトボールのためになったことであり、WBSC内の潔白性の標準を高めたことでしょう」

「われわれの新たな戦略プランに沿って、今後もWBSCのガバナンスをさらに強化できるよう尽力し、世界中の仲間たちにもグッドガバナンスの理念を推進していきたいと思います」

このレビューでは透明性、潔白性、民主主義、発展性、組織の管理形態という5つの項目に分けられ、WBSCは全項目で評価された。またASOIFの優れた実践例として、特に選挙方法やその規定、会員へのガバナンス支援、反差別活動、財務諸表の管理などWBSCの例が6回取り挙げられている。

レポート全文はこちら。