駒勇佑と和田健吾がそれぞれ2本塁打を放ち合わせて9打点の活躍を見せた。世界1位の日本は3位のメキシコに12-6で勝利し、第7回WBSC U-12野球ワールドカップのスーパーラウンド進出を果たした。
日本は、先頭の舩山大翔が出塁し、二塁走者の富田歩が四球で出塁。1アウトから駒勇佑がフルカウントからレフトへホームランを放ち、日本が3-0と先制した。
メキシコの先発アルフォンソ・デル・バジェは、三塁走者の三ツ井蓮に一塁打を打たれ、その後ジェロニモ・ペレスに交代した。
日本の右翼手・籔内雅也が内野安打で出塁すると、左翼手・橘漣次がツーアウト満塁から右中間へタイムリーヒットを放ち、4-0とした。
メキシコは2回表、左腕の水野蒼介が与えた四球とエラーで出塁したが、日本は4-6-3のダブルプレーで切り抜けた。
2回裏、1番の舩山がこの試合2本目の安打を放ち、富田の二塁打で一塁から得点。続く駒はこの日2本目のホームランを放った。
日本打線は三ツ井の二塁打、籔内の内野安打でペレスを降板させた。
メキシコは再び投手を交代させ右投げのアラン・ドミンゲスをマウンドに送るが、和田健吾が3ラン本塁打で迎えた。
守備エラーと二塁手ロドリゴ・ロペスのタイムリー二塁打で、メキシコは4回表に初得点を入れ2点を返した。
4回裏、先頭の和田が今日の2本目となるソロ本塁打を放ち、12-2とした。
日本はコールド勝ち(4回15点差)が目前だったものの、5回裏には三ツ井のヒットで宮野が本塁で刺されサヨナラ勝利を逃し、和田のゴロもダブルプレーに倒れ、この回を終えた。
6回表、メキシコはエラーとショートのエステバン・ガヤルドが2ラン本塁打で3点を返したが、日本が12-6で逃げ切り勝利した。
第6回大会を7位で終えた日本は、第7回WBSC U-12ベースボールワールドカップ・スーパーラウンドに進出。0勝2敗でのスタートとなる。