WBSC野球アメリカ大陸予選　ESPN+で独占配信

アメリカのスポーツ中継配信会社ESPN+が世界野球ソフトボール連盟（WBSC）野球アメリカ大陸予選の16試合を中継する。試合はフロリダ州セント・ルーシー郡とパームビーチ郡で5月31日(月)から始まり、スーパーラウンドは6月5日（土）に行われる。この８チームの中から勝ち上がったチームが7月・8月に東京で開催される東京オリンピック出場６枠のうちの１枠を獲得。

アメリカ、カナダ、キューバ、ドミニカ共和国、ニカラグア、プエルトリコ、ベネズエラの代表チームがオープニングラウンドで総当たり戦を行い、各グループの上位２チームが6月4日と5日に行われるスーパーラウンドに進出する。スーパーラウンドの最終結果首位のチームが東京オリンピック行きを獲得し、２位と３位はオーストラリア、オランダ、チャイニーズタイペイとともに台湾で6月16日から20日まで行われるWBSC野球最終予選に出場する。最終予選でオリンピック出場最終枠が決定する。東京オリンピックへの出場がすでに決まっているのは、日本、韓国、イスラエル、メキシコ。

「WBSC野球アメリカ大陸予選をESPN+からファンの皆さんに届けることができてこれ以上の幸せはありません。」とESPNのシニア副会長、プログラミング・買付のティム・ブネル氏はコメントした。「世界トップの８チームがこの夏の東京１枠を目指して激突します。激戦が繰り広げられ、アメリカの野球ファンたちを楽しませてくれることは間違いないでしょう。」

「WBSCはスポーツストリーミングのリーディングカンパニーであるESPN+と提携し、アメリカ中の何百万人ものファンたちに国際野球大会を披露できることを大変嬉しく思います。」とWBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は語った。「ESPNとの理想的な業務提携でWBSC野球アメリカ大陸予選を野球を最も愛する観衆の一部である英語・スペイン語圏のファンたちにぜひこの試合を届けたいと思います。」

ESPN+とは

ESPN+はアメリカのスポーツ配信サービスのリーディングカンパニーで、他のESPN系列のテレビ局、デジタルネットワークやその他のESPN専属の記者やライターの独占コラムなどでは見られないスポーツ大会の生配信や独自番組などを提供する。2018年に開始した ESPN+は現在1210万軒以上の視聴契約数に成長している。

ESPN+の視聴料は月額$5.99（年間 $59.99）でESPN.com、ESPNplus.com、 ESPN App（スマホやネット接続ディバイス）より申し込み可能。またDisney+、ESPN+ 、Hulu にもアクセス可能なDisney Bundle（Hulu w/ads$13.99/月) （Hulu w/o ads$19.99/月)と契約しても見られる。