世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、組織内の透明性とアカウンタビリティー向上を目指す取り組みとして、2023/2024年の最新の年次ガバナンス報告書を英語とスペイン語で発表した。
昨年初めて発行されたこの報告書は、WBSCのガバナンス強化に向けた進捗状況を包括的にまとめたもの。WBSCインテグリティ・ユニットが作成したこの報告書は、透明性を確保するために一般に公開される。
昨年初めて発行されたこの報告書は、WBSCのガバナンス強化に向けた進捗状況を包括的にまとめたもの。WBSCインテグリティ・ユニットが作成したこの報告書は、透明性を確保するために一般に公開される。
また、報告書の作成はオリンピックアジェンダ2020+5と整合したWBSC戦略計画2022-2028の優先事項でもあり、戦略計画では9つの目標の一つとしてWBSC全体で良好なガバナンス理念を確立することを挙げている。
ガバナンスレポートは、WBSCのグッドガバナンスをさらに推進するためのさまざまなレベルのガバナンス、プロジェクト、取り組みに関する最新情報を網羅している。また、夏季オリンピック国際連盟(ASOIF)が実施した最新のガバナンスレビューの結果も含まれている。
WBSCのリッカルド・フラッカリ会長は、「この報告書は、すべての分野で改善が続いていることを示しています。しかし、グッドガバナンスにおける最新のベストプラクティスを実践し最高水準を維持するためには、まだまだやるべきことがあることも認識しています」と語った。
さらに、WBSCは独自の大陸連盟ガバナンス・レポートも実施しており、将来的にはこのプロジェクトを国内連盟にも拡大する予定だ。