ユースBaseball5ワールドカップ記者会見 「Baseball5の未来は非常に明るい」-リッカルド・フラッカーリWBSC会長

WBSCのリカルド・フラッカーリ会長は、WBSCユースBaseball5ワールドカップの主催者であるトルコ野球ソフトボール連盟が史上初の年齢別Baseball5ワールドカップを開催したことを称賛し、WBSCの急成長している種目の将来についての喜びを語った。

月曜日にトルコのアンカラで行われた大会前の記者会見で、フラッカーリ会長は 「Baseball5に大きな関心を示しているトルコでWBSCワールドカップが開催されることになり、大変うれしく思っています。私たちは2017年にBaseball5をスタートさせましたが、今やこのスポーツは一つの現実となり、Baseball5の未来は非常に明るいと言えます。その証として2026年に開催されるユース・ダカール・オリンピック・ゲームで一つの種目として取り上げられました」とし、

「5大陸から12カ国が参加することを喜ばしく思います。アフリカからは3カ国が参加しています。アフリカ大陸予選を観戦しましたが、Baseball5の選手たちが作り出す雰囲気に圧倒されました」と加えた。

「そして、トルコ野球ソフトボール連盟のナヒト・シャヒン会長の努力に敬意を表し、各チームの幸運と成功を祈りたいと思います」と結んだ。

トルコ野球ソフトボール連盟のナヒト・シャヒン会長も参加者たちを歓迎し、この大会が選手たちにとっていかに重要であるかを付け加えた。

「チームワーク、尊敬、誠実さ、努力といった野球の主要な価値観は、選手たちの人生にプラスに反映されるでしょう」

月曜日に行われた大会前の記者会見には12チームのコーチが出席し、トルコのマイデ・チャカログル・アスチをはじめとする何人かが重要な考えを述べた。

「私たちの国、トルコへようこそ。ユースBaseball5ワールドカップの特別版をトルコで開催できることをうれしく思います。また、世界各国から11チームが参加したことを誇りに思います」

「私たちはこの大会に参加するために懸命に練習してきました。ぜひトロフィーを勝ち取り、トルコにこのトロフィーを残したいと思います」と意気込んだ。

「初の国際大会となるこの大会に、私たちはわくわくしています」とオーストラリアのエイドリアン・メディナ・スカルは語った。「われわれにとって、WBSCが主催する大会は3回目です。選手たちは皆、国際舞台でのこの機会にとても興奮しています」

中国のWeipeng Liangコーチも、初めて国際的なBaseball5の大会に参加できることを喜んでいる。「この大会に参加できることを非常にうれしく思っています。良い結果を残したいです」

「Baseball5は最近中国で導入されたもので、私たちのチームは野球とソフトボールの選手で構成されています。この都市型スポーツを発展させるためには、良い結果を残すことが本当に重要です」

フランスは、昨年のBaseball5ワールドカップに続いて今回のユース大会にも出場する6チームのひとつである。Stephen Lesfarguesコーチは「昨年メキシコで開催されたBaseball5ワールドカップで素晴らしい経験をしましたが、今年はフランスのシニアチームよりもユースチームの方が競争力があります。選手たちは準備万端であり、開幕が心から楽しみです」と語った。