中国で2024年9月6日から15日まで第5回WBSCU-23ベースボールワールドカップ開催

WBSCと中国野球協会は、第5回WBSC U-23野球ワールドカップが2024年9月6日から15日まで開催されると発表した。紹興野球・ソフトボールスポーツ文化センターは、中国本土で初めてWBSC野球大会を開催する。

一方、今週の BFAアジア野球選手権大会 には参加しない開催国の中国がワイルドカードを受け取ることが確認されたことを受け、これまでに参加12チームのうち8チームが第５回 WBSC U-23野球ワールドカップへの出場権を獲得した。

出場チーム

アフリカ (1): アフリカ予選は 2024年2月21 ～ 27日の予定。

アジア (3): BFA アジア野球選手権大会は12月3 ～ 10日に台北市で予定。

アメリカ大陸 (4):ベネズエラ（6位）、プエルトリコ（12位）、コロンビア（13位）、 ニカラグア（20位）

ヨーロッパ (2):  オランダ（7位）、イギリス（18位）

オセアニア (1):第 11 位 オーストラリア

ワイルドカード(1): 中国 世界24位

日本（1位） は 前回のU-23ワールドカップ優勝国

開催会場

紹興野球ソフトボール スポーツ文化センターは、中国最大かつ最高水準の野球施設だ。2022 年杭州第 19 回アジア競技大会では野球とソフトボール大会が開催された。  

この複合施設は紹興市の北に位置していて、野球場にはメインスタジアム、セカンドフィールド、トレーニングセンター、フィットネスセンターがある。地下鉄紹興 1 号線の京水路駅から徒歩圏内、蕭山国際空港からは車で 30 分だ。

メインスタジアムは 5,000 人収容でき、さらに 5,000 人の臨時座席が追加可能。2 番目のフィールドには 1,500 席があり、さらに1,000席 の臨時座席が追加可能だ。

トレーニングセンターには、Sholv Nanyuan Hotel Group が運営する 5 つ星ホテルがあり、275 室の客室、2,000 のダイニング席、900 平方メートルの宴会場、テーマレストラン、さまざまな会議室を備えている。

新しい世界

会場はグリーン建材のモデルプロジェクトである紹興市の未来コミュニティー内にある。

紹興市は浙江省管轄の州規模の都市だ。長江デルタの南翼に位置し、人口は500万人を超える。

また紹興市は「山と川の美しい国、歴史文化遺産の地、セレブの国」、「水、ワイン、橋、書道、オペラ、そしてセレブの街」としても知られている。

紹興市スポーツ局と紹興市教育局は、2022年4月に「学校に野球とソフトボールを導入する」計画を立ち上げ、52の小中学校に野球とソフトボールを導入した。