世界野球ソフトボール連盟 Legacy ClubはBaseball5 を使用した数多くの強力な取り組みやプログラムを通じ、過去 6 か月にわたってヨルダンの野球とソフトボールの成長を支援し続けている。
今年初めにWBSCによって設立されたLegacyCluは、社会的連帯を促進するツールとして、新しいコミュニティの参加とそれを活用することに重点を置き、世界中でスポーツの成長と発展を支援するための資金を集めることを目的としている。
テコンドー人道財団の希望と夢のスポーツ フェスティバル期間中の3月に真新らしいBaseball 5のフィールドがアズラック難民キャンプで開設された一方、WBSC Legacy Clubは現在多数のパレスチナ難民がん住んでいるスフ難民キャンプでのBaseball 5 の活動を支援している。
これらの難民キャンプ内での WBSC とLegacy Clubの活動が認められ、WBSC は 12月13日の世界難民フォーラムに招待され、5つのコミットメントを盛り込んだUNHCRのスポーツに関する包括と保護のための共同誓約の公約を新たにした。
その内容とは以下の通り
- 安全なスポーツへのアクセスを可能にする環境を促進する
- インクルーシブで安全なスポーツを基盤としたイニシアチブを推進し、提供する
- スポーツを通じた技能向上と進路を促進し、その機会を提供する
- ターゲットを絞ったコミュニケーション、エビデンス、アドボカシーを活用する
- パートナーシップとコーディネーションの強化
「WBSC Legacy Club のおかげで、私たちはヨルダンのアズラック難民キャンプ内ですでに達成してきた成果をさらに高めることができました。私たちはBaseball5 が子供たちと大人の両方をキャンプに結びつけるためのツールとして大いに役に立っている事実を引き続き確認しており、そしてそのことが社会的関与と住民のコミュニティ構築の両方を推進しているのを目のあたりにしています」と WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長はこう語った。 「私たちはヨルダンでの活動を拡大し、他の場所でもさらなるプログラムや取り組みを実施したいと願っているので、そのために Legacy Clubのサポートは不可欠です。私たちの取り組みの成功は、ヨルダン オリンピック委員会の新しい野球・ソフトボール連盟の設立への取り組みに反映されており、私たちは前進するヨルダンオリンピック委員会と緊密に協力することを楽しみにしています」
イタリア人コーチの Andrea D’Auria氏がアズラク難民キャンプでコーチ、試合関係者、実践者向けのハイレベルのクリニックを運営。キャンプとその近くのバリラ村の住民12人が参加した。地元の村のチームもトーナメントでアズラック難民チームと対戦した。
Baseball5難民チームのヘッドコーチ、Amjad Alatoomは トルコで最近開催されたBaseball5ユースワールドカップに2人のヨルダン人コーチたちと一緒に参加した 。Alatoomコーチは、 トーナメント開始に先立って教育コースに参加し、国際試合の試合役員の一人となった。
ヨルダンの難民キャンプとその他の地域民の両方にBaseball5を導入することに成功したことにより、ヨルダンオリンピック委員会がWBSCと連携し、国内で野球・ソフトボール連盟設立のため5人からなる対策委員会を任命 した。
連盟設立後は、学校を通じてBaseball5を最初のツールとして使用し、ヨルダンでスポーツをさらに拡大し、関与する4つの村(バリラ、メクベレ、スンマ、スフ)の最高の選手とコーチによって最初の代表チームを結成させることが目的だ。