世界野球ソフトボール連盟(WBSC)と国際検査機関(ITA)はパートナーシップを結び加盟連盟向けに月例セミナーを開催している。今月は4月25日(木)に「栄養とクリーンスポーツ」を開催する。ムエタイ世界チャンピオンでホリスティック栄養学の専門家であり、ITA教育アンバサダーでもあるジャニス・リン氏が講師を務める。彼女は自身の経験から実践的なアドバイスやヒントを提供し、セッションの最後に質疑応答する。
今回のセミナーではアスリートにとってリスクとなりうるサプリメントに焦点を当てる。サプリメントを使用する前に、食品を第一に考えた栄養アプローチを最大限に活用し、ライフスタイルの要因を考慮することで、不注意によるドーピング防止規則違反のリスクを減らすことができる。
ウェビナーは英語で実施。ITAは、アラビア語(العربية)、スペイン語(español)、フランス語(français)、ロシア語(русский)の4言語への同時通訳を提供する。
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WBSCとITAのパートナーシップにより、野球/ソフトボールに特化したセミナーも5月28日14:00(中央ヨーロッパ標準時)に予定されている。
一方、WBSCは世界アンチ・ドーピング機関(WADA)と共同で、4月19日(金)の「Play True Day 2024」を祝う。ハッシュタグ「#OnePlayTrueTeam」のSNSキャンペーンは、クリーンなスポーツに貢献するすべての人を巻き込むことを目的としている。
WBSCインテグリティ・ユニットのアンチ・ドーピング・キャンペーン「Play Ball, Play Fair 」 では、教育が最も重要であり、このキャンペーンは2024年も継続される。
WBSC の教育計画 2021-2024 に従い、WBSC のウェブサイトには世界ドーピング防止 機関(WADA)の教室用ツールキットとアンチ・ドーピング教育・学習プラットフォーム(ADEL)を含む教育ツール専用のセクションが設けられている。
注: 2024年禁止リスト及び2024年監視プログラムが2024年1月1日より発効した。2024年の主な変更点は「2024年主要な変更点の概要」及び「注釈」を参照のこと。