第19回紹興アジア競技大会2022が行われる野球場が公式的に完成した。この新野球場は、杭州のアジア競技大会のメイン会場から40キロほど離れた中国浙江省紹興市に建設された。
紹興野球場には国際基準を満たした野球場２箇所にトレーニングセンターが併設。「水の都市」紹興市の景観に合わせた設計デザインで、建物のひさし部分は水面のさざなみを模している。
2020年6月に着工したスタジアム建設は「グリーン」をコンセプトにしている。スタジアムの外壁や屋根に取り入れられた最新技術の自動空気清浄機でメンテナンス費用などを削減することができるなど環境保護にも貢献している。
中国棒球協会の会長でWBSC野球部門アジア大陸の Xu Chen副会長は、紹興市野球スタジアムの完成で今後ハイレベルな国際大会の開催が可能となると語った。
第19回紹興アジア競技大会2022の野球競技は9月11日から24日まで開催。
